「楽しく暮らす」を実現するために…
何も心配せずに素敵な空間で楽しく暮らすには、
デザインの前にまず、安心、安全、健康、が守られていることが重要だと考えています。
安心、安全、健康、が大丈夫だとわかればあとは好きなデザイン、便利な動線、趣味の空間、
etc…プラスアルファの嗜好の部分を考えればOK。
デザインに力をいれるからこそ、基本性能にもとことんこだわりました。
01耐震
「基礎」
耐震性・耐久性と地盤への影響を考慮し、高強度のベタ基礎を標準にしています。
ベタ基礎は、地震発生時の水平な揺れに対して耐力が高く、建物本体の“歪み”を抑えることができます。
「軸組」
木造在来軸組み+パネル工法を標準にしています。
がっちりと骨を組む在来軸組みと、面で揺れに抵抗するパネル工法を組み合わせ、バランスのとれた構造強度を実現しました。
「床組」
ねじれに強い剛床工法を標準にしています。
剛床工法によって水平剛性を高め、地震や台風などの災害時に建物がねじれる方向への力を抑えて、建物本体の強度が低下するのを防ぎます。
02断熱・気密
高性能グラスウール16Kを標準にしています。
グラスウールは断熱性能が劣るというような意見も多く聞かれますが、しっかりと断熱材について学び、その本質を理解すればグラスウールはとても良い断熱材であることが分かります。
グラスウールの持つ断熱性能を本当に生かすためには、高い施工精度が求められるため、一般的には良くない断熱材だと言われてしまうのかもしれません。
性能値としては、平成28年省エネ法における北海道基準のUA値0.46[W/(㎡・K)]を標準として設計しています。
気密性能を示すC値は、0.36を目標値として設計・施工の管理をしています。
(2020年の実測平均C値は0.19でした)
気密性能については、C値が良ければ快適な空間になるというわけではありません。
どのような方法で、どれほどの精度で施工するかによって、10年後20年後の家の状態はとても大きく変わります。
断熱材同様に気密性能についても、正しい知識を得ることが大切です。
03換気
高気密高断熱が当たり前になった現代の家づくりで、次に大切なのは換気です。
ひかわ工務店では、地中熱を利用した24時間換気システム「DSDD」を標準で使用しています。
機械で熱交換を行うタイプとは異なり、DSDDは地中熱という自然の力を使って熱を回収する仕組みです。
地中熱は一年中一定の温度を保っているため、換気に利用することにより、24時間換気をしているせいで寒くなる/暑くなるといったリスクを大幅に軽減でき、冷暖房費を抑えることもできる省エネな換気システムなのです。
04性能の勉強会も随時開催!
ひかわ工務店では、こだわりの基本性能についての勉強会を随時開催しており、このページだけではわからない知識にも気軽に触れていただけますので、お気軽にお問い合わせください。
〜勉強会で得られる知識〜
・ベタ基礎のコンクリート強度と鉄筋の量について
・木造住宅の耐震強度の設計基準と方法について
・断熱材に最も必要な3つの要件
・C値がよいだけではだめ。気密の秘密とは?
・地中熱利用24時間換気システムについて
などなど、家づくりの基本について楽しく学べます。