デザインコラム
【スタッフ対談】#5|ひかわ工務店スタッフの”理想の家族像”を聞いてみました!
対談コラム
こんにちは、山梨県甲斐市のひかわ工務店です。
ひかわ工務店のスタッフが集まり、好き好きに話すスタッフ対談。
今月は、各々にとってどんな家族の形が理想なのか?というテーマで話してみました!
家づくり経験者が今思うことや、未経験者が描く未来予想図……。
皆さんも、話の輪の中にいる気分で一緒に考えてみてくださいね♪
これまでのスタッフ対談&対談形式のコラム
…*スタッフ紹介*…
工務店業務全般を担当するリーダー。姉と弟がいる真ん中っ子育ち。子どもの頃はよくケンカもしたけど、なんだかんだ仲は良い方。たまに全員集まるとキッズが多くて大賑わい!
マーケティングをメインに担当。姉がひとりいる末っ子育ち。姉というより大親友!性格は真逆だけど、同じものを見て育ったから感性が似ていて安心できる存在♪
ブログやSNSをメインに担当。姉がふたりいる末っ子育ち。上の姉とは価値観がよく合う&下の姉は全然違うので面白い!小さい頃は姉の真似ばかりしていた記憶。
スタッフ対談5回目です!よろしくお願いしま~す。
お願いしま~す!
お願いしまーす!
ここまで仕事関連の話題をテーマに挙げてきたんですが、今回はもう少しパーソナルな話題にしてみようと思って「理想の家族像」をテーマに持ってきました!
理想の家族像か~
あ~(何かを思い出す)
なになに?
ちょうど最近「こういう家族っていいな」って思ったことがあったんです!ちょっと整理する時間もらえますか?
え、すごいタイムリー!おっけー。ひかちーに聞く前に、このテーマを用意した時に自分も考えたから「理想の家族像」ちょっと発表しようかな。
どうぞどうぞ!最近の人の理想の家族像気になる。
全然最近の人ではないですが(笑)私は妻と母としての立場で考えたんですけど、家族全員が「自分はこの家族に必要な存在だ」って疑うことなく思える状態が理想だな~って。親と子も、親同士でも、話さないと何を考えてるかは分からないじゃないですか。だからこそ「ありがとう」と「ごめんね」を言うことに壁を感じない空気っていうか、全部を話さなくていいけど何でも話したくなるし、お互いの話に関心を向けられる家族でいられたらいいなと思いますね~
わかる!コミュニケーションだよね、いちばん大切なのは。自分で家族を持つ前は「子どもが何人で、どんな車を買って」みたいに考えてたけど、実際に家族ができたらそういう外郭の部分は何でもいいと思ったかも。コミュニケーションがとれる家族関係、平たく言ったら「仲のいい家族」でいられたらいちばんいいよね。
ですね~、息子も今は小さいから「お母さーん」って寄ってきてくれるけど、いつかは「離れて歩いてよ!」なんて言ってくるのかな…。その先も仲良くしてくれるかな…(笑)
子どもが子どもでいる期間は案外短いから、反抗期もあっという間に過ぎるよ(笑)家族だから、同じ家で一緒にいる間はケンカする時だって多いと思う。けど大きくなって、過去を振り返った時に「この家族と過ごせてよかったな」って思えるんじゃないかなぁ。自分はそう思ってるから、理想の家族像って意外と身近なところにあったなーって感じてるよ。
大人になって生きる世界が広がると、子どもの頃の思い出も見方が変わってくるんですよね。
お!ゆうぴが戻ってきた。
おかえり~
お待たせしました(笑)
この前の話っていうのはどんな話なの?
地元に帰った時の話なんですけど、その時にお邪魔した友達の家で「こういう家族いいな~」って思ったんですよ。最近お子さんが生まれた友達がいて、その人の実家にお邪魔することになったんですけど、そしたらお子さんと旦那さん以外にも友達のお姉さん一家とか、小さい子たちもたくさん来てて。複数人でお邪魔したんですけど私以外の友達も普通にお姉さんの旦那さんと仲良かったり、みんなが誰とでも話してて、もう言葉通り”和気あいあい”としてたんですよね。そこにおじいちゃんも来て子どもたちと遊んだりもして!
ものすごいフレンドリーな空間だ~
めっちゃフレンドリー!誰でもウェルカムで、家族の垣根すら超えて仲良しなのがすごくいい関係だな~って思いました。そのおうちリビングが広くて、座るところもいっぱいあるし、子どもたちが走り回るスペースもあって、こういうリビングもいいな~って!自由に座って話せて、トイレに行って戻ってきたら自然と座る場所が変わって、また違う誰かと話して、みたいな。
人が集まる家ってあるんだよね~!
そうなんですよ、友達のお父さんお母さんも「いらっしゃい!」って楽しく出迎えてくれていろいろ出してくれて…田舎なところだし昔から知ってる仲だからだとは思うんですけど、ほんとに大歓迎な空気なんですよね。あんな感じの家族に憧れるなあ。
それでちょっと思い出したんだけど、うちの母方のおばあちゃんちってお正月とかに人が集まるとすごい人数になってたのよ。子どもが多かったから孫も多くて。でもおばあちゃんが亡くなった途端に、もう全然集まらなくなったんだよね。家は変わらないのに、その「いらっしゃい~!」って言ってくれる雰囲気が変わっちゃったから。その時は小さいながらに「空間と人とが合わさって初めて人が集まるんだな」って思ったんだよね~。
空間と人…
そうそう。ウェルカム!って思ってても、人が集まって食事とかできる広い空間がないと実際は集まらないでしょ?
ああ、たしかに!「人が入りきらないから」って親戚の集まりを断念するの、結構あるあるですよね。
大人数で当然のように集まってたあの頃、振り返ってみると凄いことだったんだな~って思うよね。ていうか、ゆうぴの話に少し戻るけど友達のおじいちゃんも入ってきて喋るのすごくない?
子どもの頃から知ってるからですかね?でも向こうは私のこと忘れちゃってるんですけど(笑)それでも気兼ねなく話せるのってすごいですよね、誰も気を遣ってない空間が出来上がってて。むしろ気を遣ってる人がいたらその人に気を遣っちゃいそうだなってくらいでした。
これ以上ないってくらいフレンドリーな空間だよね。私、大人数の場だと端っこで大人しくしてることが多いから気を遣わせちゃいそう…。
その場に入ってみたら自然と話せそうな感じもありましたけど、うーん、大人しくしててもそれはそれでOKだったのかも?
「皆でわいわい」が好きな人も好きじゃない人もいるよね!大人数が集まった時ってなんとなく、安全な場所を潜在的に求めてる感じはするかも。誰かと話してるのが安心って人はおしゃべりするし、雰囲気に身を置くだけがいいって人は大人しくしてるし…各々の自由にしてOKっていう空間だったら、大人数が苦手な人でも心地いいかもね。それこそ親戚の集まりとか、子どもは黙々とゲームしてたりもするけど「いるだけでOK!」って感じだよね。
うんうん、友達の実家を例に出しちゃったからちょっと想像が難しかったですね。
なるほどなぁ。でも自分の家だとしても「居場所の多い家」っていいのかもですね、自分にとっての安全地帯を見つけやすくて。
逆バージョンの話で、友達の話とか聞いてるとお父さんは「5,6年生くらいから娘とあんまり話してない」とか、お母さんは「中高生の息子との会話が難しくなった」とか悩んでるってよく話題に出るんだよね。親とコミュニケーションを取ってくれないっていう。それでいうと、ひかわ工務店的な”(壁が少なくて吹き抜けのある)オープンな間取り”はコミュニケーションを発生させる仕掛けになってるなって思ったかなぁ。
オープンな間取りって子どもが小さい時に真価を発揮するのかと思いきや、大きくなってからも会話が発生しやすいとか、お互いの様子がなんとなく分かるとか大きなメリットがあるんですね!
そうそう。子どもがリビングのスケルトン階段に座ってゲームしてる~とか、オーナーさんに聞くことあるけど、それもコミュニケーションが発生しやすくていいよね。
ふとした時に夫の両親から子育てのアドバイスを貰うことがあって、この前息子の小学校入学を機に「子どもの行く道を示すよりも、行く先々で子どもが休憩できる場所をつくってあげてね」っていうようなことを聞いたんですよ。親との関わりがストレスになるんじゃなくて、休憩になるといいよねみたいな。それを実現するためにもオープンな間取りってすごく役立つんじゃないかなって今思いましたね。
親御さんいいこと言うなぁ。
おぉ~、覚えておきます!
親も親で、いい親でいなきゃ!って理想像を無理して演じつづけると、どこかで限界がくると思うから一緒に休憩してほしいよね。人間らしいところを見せていいと思う。
んー、なるほど。たまにはダメ人間になってもいいじゃないかと。
全然いいと思うよ、毎日じゃなきゃ!
隙のない完璧な人よりも、ちょっと抜けてるところもあるような人のほうが相談しやすいみたいな感じですかね?
あぁ~なるほど!子どもから見てもそうかもしれないね。
あと大事なのが、人って受け取った言葉を自分の価値観で翻訳しちゃうから「相手の話の意図をちゃんと確認して」ってよく子ども達に言ってるよ。大人も一緒だけどね。
たしかに、話が進んでいくうちに「さっきの発言はポジティブな意味だったのか」とか気付くことありますね!相槌打ってる途中で相手の意図に気が付いて「やば、反応間違えた」ってなるやつ(笑)
あるある(笑)ほんと、相手の意図を確認しなかった結果お友達と絶交ってなっちゃったりもするからね。確認は大事だと思います!
私もですけど、息子も早とちりすることがかなり多いんでこれからその「相手の意図を確認」が大切になってきそうですね。
うんうん。ちょっと冗談言ったり言われたりして、それでひっそり傷付いたりするもんね。子どもに「お父さんそれってどれくらい本気なの?」って聞いてもらえなかったら誤解されたままだったな~ってこともある。
あぁ~、そうやって聞ける関係性は大切ですね!
のっちが言ってた「自分はこの家族にとって必要な存在だ」って気持ちがあるからこそ「それって本気で言ってるのかな?」って疑問に思えるのかもしれないよね。だからそんなに仲良くない人に冗談言われても疑問が湧かなくて、そのまま自分の価値観で翻訳しちゃうかも。日頃から心がけておかないとだね。
そうか…!めっちゃ納得しました。確かに何か引っかかるポイントがないと、サラッと通り過ぎていくだろうな。
全然まだまだ先ですけど、今日のスタッフ対談で子育てのヒントをもらった気がします(笑)
私も今日「なるほど」ってめっちゃ言ってる気がする(笑)
会話の中でいろんな発見があったね!
じゃあ今日はこのくらいにしておきましょう!
はーい!
はーい、また来月!
また来月~!
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