ひかわ工務店のこだわり「性能」編~高性能+αを追求する理由~

家づくりコラム

こんにちは、ひかわ工務店です。

私たちのつくる家は、断熱性・気密性ともに住宅業界トップクラスの数値を誇る超高性能住宅です。
今回は、なぜ私たちが高性能と+αの住み心地を追求しているのか……その理由を、順を追って説明いたします。

子育て環境のために住みやすさは絶対条件

私・樋川自身も子どもたちと暮らしていますが、住環境は子育てに本当に大きな影響を与えると実感しています。
それは単に家が広くなったからではなく、健康面や家の性能の高さからくる経済的な余裕など、「住みやすさ」に起因する様々な理由があるのです。

②恒久的に安定した断熱性を実現

実は一般的な断熱材の施工は、木が夏に膨らみ、冬に縮むわずかな伸縮で年々スキマが空いてしまうことが多いのが現状です。
そのため完成から時が経つと、残念ながら断熱性能・気密性能ともに落ちてしまっている可能性が高いと言えます。

ひかわ工務店では高性能グラスウールの弾力性に着目し、柱に接する部分を通常の向きから90度回転させることで“木と一緒に伸縮する断熱材”を実現しています。
さらに断熱材と内壁の間に「防湿シート」を貼ることで、壁内の結露を防ぎ、湿気の移動に伴う熱移動も防ぐことができるのです。

その結果ひかわ工務店では、断熱性能を表す「UA値」は0.4前後と、高断熱を売りにしている大手ハウスメーカーと同等の数値が出ています。

③圧倒的な数値の気密性

ひかわ工務店の気密性能を表す「C値」の目標値は0.36。高気密を売りにしている各社よりも更に優れた数値です。実際に現場で測定した2019年―2020年シーズンのC値実測平均値は、【0.1825】でした。

0.36を切ると漏気(隙間から空気が漏れること)がなくなるとされているので、エアコンで調整した室温を無駄に逃すこともなく、計画通りに換気を行える高い気密性を実現しています。

④それでも超高性能+αが必要な理由

ひかわ工務店の気密・断熱性能の高さはご理解いただけたと思いますが、実はそれだけでは“住み心地のよさ”に直結しないのです。

家が熱を通さず・空気を漏らさないことが“大前提”になった上で、やっと効果を十二分に発揮してくれるのが+αの「換気システム」。

ひかわ工務店の場合はオカトミ社のD.S.D.D.という、地中熱を利用して熱を回収しながら給気する換気システムを使用しています。
地中熱は年間を通して一定の温度(大体その土地の年間平均気温に近い)を保っているため、効率よく「熱回収」を行うことができるのです。

熱回収された清潔で快適な空気を家全体に行き渡らせるために、ひかわ工務店では各部屋の上部に通気口を開けています。浴室、玄関、居室、クローゼットにまで!
空気が行き渡ることで、家全体をエアコンなどで簡単に“快適温度”に調整できるため、トイレや洗面所も含めた家中の温度・湿度が一定に保たれる快適な状態をキープできるようになりました。

この方法は確立したばかりで、まだ実例は少ないのですが、すでに入居されたお施主様たちからは大好評を博しています。

モデルハウスにて実際に快適性を肌で感じていただけると思うので、超高性能+αの考え方に少しでも共感いただけた方は、ぜひ見学にいらしてください!