デザインコラム
【コラム】理想の間取りを伝えたい……!自分で間取り図を作る時に思い出してほしい4つのポイント
家づくりコラム
こんにちは、山梨県甲斐市のひかわ工務店です。
家づくりの情報を集めて、自分の“理想の間取り”について考えを整理するために自分で間取り図を作成する人も多いですよね。
家づくりで最も大切なことのひとつは、イメージの共有です。自分の好みや希望を設計者になるべくたくさん伝えることで、理想が“現実のもの”に近づいていきます。
これは美容院と同じプロセスだと思うのですが、サロンに行く前に自分のなりたい髪型、染めたい髪色を美容師さんに伝えるためにSNSなどを検索しますよね。
要望を口頭だけで伝えるよりも、イメージに近い写真をいくつか見せた方がより理想の仕上がりに近くなることを知っているからです。
同じように家づくりでも、設計者にイメージ写真やイメージ図をいくつも見せることで「こういう系統が好きなんだな」「色味のバランスはこれくらいが好みなんだな」と分かりやすく伝えることができます。
間取り図を自分で作ることは、こうしたイメージ共有の手段のひとつです。
今回のブログでは間取り図をつくってイメージ共有をするために覚えておいて欲しいポイントを4つ解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
POINT1:まずはざっくり“ゾーニング”から!
昨今は間取り図を作成する無料サービスが充実していますが、いきなり間取り図を作成しようとすると「図面の整合性をとること」に苦戦してなかなか思うような間取りになりません。
部屋をパズルのように組み替え、形を変えても入らなければ部屋を小さくして、廊下の形は少し変だけど我慢するとして……などなど、理想の間取りのことを忘れてしまいがちなのです。
他人である設計者に自分のイメージする間取りを伝えるために、まずは図形と文字でざっくりとゾーニングを描いていきます。
要望を書き込みやすいよう、手書きで書き込むのがおすすめです。手書きだと修正が面倒という場合は、スマホやタブレットのフリーボードアプリも便利ですよ。
プロ用の建築CADと比較すると間取り図だけでは立体のイメージがしづらく、平面図だけで問題を解決しようとしがちです。
細かな問題点は文字で書き込み、問題解決をプロに丸投げするつもりでゾーニングの図を描いてみてくださいね。
POINT2:作った間取り図に固執しすぎない
何十、何百と住宅を設計してきたプロでも、最初に作った図面と全く違う間取りに着地することはよくあります。
苦労して作った間取り図を大切にしたい気持ちもよく分かるのですが、より良いプランを引き出すためにも固執しすぎず「自分のイメージを伝えるためのツール」として活用してくださいね。
大切なのは間取りそのものより、その間取りになった「理由」です!
お客様から伝わってきたり、伝えてもらったりするイメージをもって、それ以上に価値のある空間を作るのが、プロの仕事です。
設計者がプランをブラッシュアップしていく中で面白味や遊び心を組み込んでいけるのは、お客様の理想のイメージをしっかり理解しているからこそ。
イメージが伝わればプランのクオリティも上がるので、間取り図の完成度よりも“イメージが伝わるかどうか”に重点を置いてみてくださいね。
POINT3:その時思っていたことをメモしておく
打ち合わせの中でゾーニングの図や間取り図を一緒に見ながらお話をすることでイメージ共有ができますが、自分の考えていたことを最も鮮明に思い出せるのは自分自身。
打ち合わせ時に伝え漏れがないように、書き込んだ時点で一緒に自分の考えをメモしておくのがおすすめです。
POINT4:作成途中でも打ち合わせごとに見せてOK
作成途中で、たとえ構造が破綻している間取り図だとしても、設計者にとってはお客様のイメージをつかむためのヒントのかけらが散りばめられた宝の地図になります。
「何を重視したからそうなったのか」という理由が分かれば、整理されていない図でも何の問題もありません。
打ち合わせごとに新しいものがあれば、ぜひその都度見せてみてくださいね。
信頼している美容師さんにほど、気軽にいろいろな写真を見せながら「雰囲気はこの写真で、カラーはこれのもう少し明るめで」と要望を続々と伝えられるもの。
家づくりにおいても設計者を信頼して気軽にイメージ共有をしてもらえるように、ひかわ工務店では全てのお客様の人生を大切にして、誠実かつ遊び心のある提案をしていきます。
ひかわ工務店が少しでも気になるなと思った方は、ぜひ今週末・来週末の見学会にも遊びに来てみてくださいね!
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