工務店って何?ハウスメーカーや設計事務所、フランチャイズとの違いは?

家づくりコラム

こんにちは、ひかわ工務店です。
今回は、住宅会社の種類について頂いた質問をご紹介いたします!

 

 

〔Q.〕ハウスメーカーと工務店、設計事務所の違いは何ですか?

〔A.〕洋服で例えるならば、ハイブランド品を売るのがハウスメーカー、完全オーダーメイドが設計事務所、そしてハイブランド品やオーダーメイド品などを、個性を活かしながら現場で作っているのが工務店です。

 

・ハウスメーカー
ハウスメーカーは各社の強みを主軸にしたいくつかのプランを規格化し、部材を大量生産することで、短い工期で家を建てることができます。

大量生産のため生産コストは抑えられますが、大きな企業のため広告宣伝費・人件費が大きいことや、規格以外の設備や建材がすべてオプション扱いになることから、建物自体の価格は高めになることが多い印象です。

商品をブランド化し、企業力で全国に展開していくイメージですね。

 

・設計事務所
設計事務所では、建築士とマンツーマンで家づくりのすべてを決めていきます。

完全オリジナルの設計で、必要な材料の仕入れから行うため必然的に全体のコストが高くなりがちですが、「絶対に人と被らない」「理想通りにしたい」という強い希望がある方には向いています。
また、「設計管理料」が建築費の15%~20%程度必要な場合が一般的です。

設計と施工が別の会社になるため、「ダブルチェック体制で安心」と捉えるか「現場と認識の違いが生まれないか心配」と捉えるかはその会社の様子を見てみないとわからない、という難しさもあります。

 

 

・工務店
工務店は、自社で設計・施工を管理する地域密着型の会社です。その中でも規模が大きめの会社はハウスメーカーと区別してビルダーと呼ばれることもあります。

ハウスメーカーや設計事務所の工事請け負いをメインにする会社や、オリジナル商品を展開している会社など、規模に大小はありますが価格的にはハウスメーカーや設計事務所よりも抑えられることが多い印象です。

最近では「標準仕様」を定めている工務店も多いのですが、基本的には仕様の自由度は設計事務所と同様に高く、施工まで一括管理しているため着工後にも仕様変更の融通が利きやすいという特徴もあります。

またその地域で生まれ育った人間が働いていることが多く、気候や文化、交通事情などその地域に精通した者ならではの提案ができるのも工務店の良いところです。
施工エリア外への転勤がないので、家が完成した後もずっと同じ人が窓口になるのも安心できますよね。

ハウスメーカー以上の高性能住宅を建てられて、コストも比較的安価に抑えられるものの、ブランド力の差で認知されづらいという工務店は日本中にたくさん存在しています。
ひかわ工務店もその中のひとつです。家の性能と住み心地には絶対の自信があります!

 

〔Q.〕住宅フランチャイズとは何ですか?

〔A.〕地方の工務店などが、大手メーカーの規格商品を取り扱うことができるようフランチャイズチェーンに加盟することです。

ハウスメーカー側は地方進出による恩恵を、工務店側は大手の看板を掲げることによる恩恵を受けられ双方にメリットがあります。
工務店側の建築技術を精査した上で加盟を許可することが多いので、一定以上の施工技術を認められている安心感もありますね。

ひかわ工務店は「納得スタイルホーム」のフランチャイズに加盟しているため、納得スタイルホームの規格商品と完全注文住宅のどちらでも選んでいただけます

 

 

山梨県内にもたくさんの住宅会社がありますが、百聞は一見に如かず。
ハウスメーカー、設計事務所、工務店と見学会を何カ所か回ってみるときっと違いが見えてくると思います。

根気のいることですが、納得して家づくりを進められるようぜひ見学会に足を運んでみてくださいね!

ひかわ工務店の見学会はこちらから↓
https://iiiehikawa.jp/news/2945