【DM回答：Q＆A】誰かの真似をするだけで「いい家」ってできますか？他3件｜家づくりのプロが率直に回答！

2024.03.13Q&A

こんにちは、山梨県甲斐市のひかわ工務店です。
家づくりのふとした疑問を思いついた時、検索しても答えがよく分からないことも多いですよね。
そんな時にひかわ工務店は”気楽に質問できて、率直な答えが返ってくる”家づくりのプロでありたいと思っています♪

そこで今回は、これまでにInstagramのDMやLINE、見学会で質問いただいた内容をQ＆A形式にまとめてご紹介したいと思います！
このブログを読んでくださった方も、疑問に思ったことがあればぜひDM等で質問してみてくださいね。
それでは早速、回答していきます！

Q1：誰かの真似をするだけで「いい家」ってできますか？

できると思います！その場合、大事なのは「誰の真似をするか」ですね。
自分と価値観が似ている人……もっと平たく言えば”好みが似ている人”を真似すれば完成形が見えていて安心できますし、真似したくなったその人もまた、誰かのアイデアを真似して取り入れていると思います。

LDKの雰囲気はAさんの真似で、キッチンはBさんの真似で……とミックスしてもOKです。その結果あなたのデザインがオリジナルになり、それもまた誰かに真似されて……と続いていくんですね。
だから、真似することは決して悪いことではないんです。

その際は”いいねがいっぱいついているから”とか”流行っているから”とかではなく「自分が好きだと感じるから」という軸がブレないように選んで真似をするように意識してみてくださいね！それが「誰の真似をするか」を見極めるということなんです♪

Q2：家づくりで「これだけはやるな！」という注意点はありますか？

ひかわ工務店の考えとしては、住み始めてからもワクワクした気持ちで暮らせるようなお洒落で省エネ＆快適な家を建てるのが”現代の家づくり”の醍醐味ではないかと思っています。
これを前提とすると、自分にとって全くときめかないデザインの家や、光熱費がかかりまくりの性能が低い家を建てることだけはNGと言えますね。

LDK　リビングダイニング　スケルトン階段　リビング階段　吹き抜け　シンプルモダン

Q3：自分が住みたいと思うくらい理想的な家をつくったことはありますか？

あります。口先だけの建前と誤解されるかも……と思って普段は口にしていなかったんですが、ひかわ工務店で建てている家はどれも自分が住みたいくらい本当に理想的です！
見学会の準備で飾りつけをしている最中に、毎度のように妻と「このデザインいいよね」「この動線は完成度高いよね」なんて話が弾みます(笑)

家づくりに長く深く関わっていると「理想」というのも物理的なものから離れてきて、自分好みの空間で、快適で省エネ、この辺りに収束してくるんですよね。
間取りや動線は後から変えられない部分ではあるんですが、失敗するようなことも少ない部分なんです。

もっとカジュアルに考えるなら……今の自宅に足りないものというか、今からもう一度建てるならガレージが欲しいな～とは思います！空手の道場（練習）が週2回なので、試合前にガレージで自主練できたら嬉しいですね。

Q4：よく「ファッションの流行は作られたもの」と聞きますが、住宅デザインの流行も意図的に作られたものなんですか？

そうなんです。SNSから流行が生まれることもありますが、流行の大局はヨーロッパから発信され、日本にも取り入れられるようになっていくんです。
毎年4月にイタリアで行われている「ミラノサローネ」というインテリアの見本市があり、世界的なデザイナーたちがこの先の”価値あるもの”を創り出して出展します。

そしてその素材やカラー、フォルムといった特徴を捉えたインテリアがヨーロッパ各地で制作され、2年くらいの時をかけて東京まで流行が広がっていき、やがて量産されるようになると本格的に日本全国で流行が始まっていきます。
洗練されたデザインが得意な住宅会社は、俗に言う”流行の先取り”が上手な勉強熱心な会社ということですね。

しかし、家づくりのデザインにおいて最も重要なことは”自分好み”のデザインをつくること。流行に囚われすぎずに、今の自分が満足できるデザインを目指すことを忘れないでくださいね。