【超入門!ざっくり家づくり講座】#2「断熱性って何?「UA値」とは?」

家づくり講座

こんにちは、ひかわ工務店です。
前回に引き続き、今回も「ざっくり家づくり講座」を開講します!

今回は、断熱性・UA値についてのお話です。

家の「断熱性」って、何なの?

住宅における「断熱性」とは、水筒などで見る“魔法瓶”の「保温性」に例えられます。

「断熱性」自体に家の中の空気を暖かく/涼しくする働きがあるわけではありませんが、魔法瓶が瓶の中の飲み物の温度をキープするのと同じように、断熱材が“家の中の空気の温度をキープする”力になるのです。
エアコンなどで暖めた空気を“保温する”のが断熱性です。

断熱性を高くするために必要なものは?

① 断熱材と確かな施工

断熱材とは、家の外から中へ、中から外へ熱が伝わらないようシャットアウトするために壁の中に入れる材料のことです。

世の中には、いろいろなメーカーが開発した多くの断熱材があります。例えば、
・グラスウール
・セルロースファイバー
・発泡ウレタン

といった種類の断熱材がメジャーです。

どんな断熱材にも一長一短の特徴があり、施工する職人の腕にも大きく左右されます。
そのため売り上げには順位をつけられても、優劣にまで順位をつけられるものでは無い、と私たちは思っています。
(写真はひかわ工務店の新築事例にて、断熱材を入れ終わった段階のものです)

② 窓の数や質

室内の熱が最も逃げやすいのは、窓ガラスと窓サッシです。
窓を閉めていても、ガラスや金属サッシを伝って、熱が外へ出ていってしまいます。

これを防ぐために、
・大きな窓や不必要な窓を設けすぎない
・高性能の窓ガラスや、樹脂製の窓サッシを使う

といった工夫をすると、断熱効果をより高めることができます。

断熱性を表す「UA値」とは?

UA値とは、家全体から逃げていく熱エネルギーの平均値
1平方メートルあたりで、何ワットのエネルギーが逃げていくかを表しています。

UA値の計算は非常に緻密なもので、それゆえに計算を行わない=UA値を出さない会社も少なくありません。
しかし、目に見えない「断熱性」の高さを証明するためには、UA値の算出は欠かせません。

ひかわ工務店の場合は、最新※の平成28年省エネ法において「北海道基準」となる、UA値0.46W/㎡・Kを標準仕様として設計しています。
※2021年3月時点

北海道で省エネに暮らせるスペックの家なら、山梨県では最高の住み心地です。
この断熱性の高さも、ひかわ工務店の家が想像を超えるほど住み心地が良い、という自信の根拠のひとつなのです。

どれくらい住み心地が良いんだろう?と少しでも気になった方は、ぜひ見学会でこの快適性を体感してみてください。必ず納得していただけると思います!

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