イベントレポート
【イベントレポート】自然に囲まれ”育てる”を楽しむ、シンプル&プランティークな家

家づくりコラム
こんにちは、山梨県甲斐市のひかわ工務店です!
自分の好きなように間取りを決められる注文住宅。
憧れの「屋根裏部屋」を採用しようかな?と頭をよぎることもありますよね。
せっかく屋根裏にスペースがあるなら、有効活用しないともったいない!と思う人も多いかもしれません。
今回の記事では、屋根裏部屋をつくる際に気を付けたい3つのポイントや、屋根裏部屋はどんな風に活用されているか?といった家づくりに役立つ情報をご紹介していきます♪
ぜひ最後まで読んで、参考にしてみてくださいね。
屋根裏部屋の関連記事はこちら
屋根裏部屋として認められるには、法律や条例で定められた条件をクリアする必要があります。
詳しくは先ほど挙げた関連記事で解説しているため、ここではざっくりと説明しますね。
・天井高1.4m以下
・床面積が下階の1/2以下
・そのほか自治体の条例に従う
すべての条件をクリアできていないと延床面積に加算されるため、2階建て→3階建てのように階層が増えた扱いになってしまいます。
・道路斜線規制
・北側斜線規制
・絶対高さ制限
・日陰制限
いずれも周辺道路や隣家、地域の住みやすさを守るための高さ規制。
すべての条件をクリアできていないと、家を建てることができません。
このほかにも、その土地がどんな用途の地域なのか(都市計画法によって定められています)によっても規制の内容が変わる場合があります。
プランをつくりながら、自分の持っている土地や購入予定の土地にかかる条件についてもしっかり確認しておきたいですね。
都市計画法によって定められている地域区分についてはこちら!
実際のところ、POINT01で挙げた条件や規制をクリアできており、屋根裏に十分なスペースがあるならば、屋根裏部屋をつくるコストはコンテナハウスやガレージの設置よりも安く済むことが多いと思います。
しかし、屋根裏部屋を物置ではなく”趣味部屋”などの居室としてつくる際には、いくつか注意したいポイントもあるんです。
例えば…
①どの季節でも健康を害さないよう、適切な温熱環境※を整える必要がある
②屋根裏部屋をつくるために屋根の形を変更すると、家の間取りに影響して総合的にコストが高くなる可能性がある
③近年ははしごよりも階段をつかって屋根裏部屋へ上がるタイプが人気なため、よりコストが高めに
④階下に寝室があることが多いため、家族が寝ている時間帯は使いづらくなる場合がある
⑤天井高が140cm以下と定められているので、ダーツなど立って楽しむ趣味には向いていない
といった点が挙げられます。
「気が付いたら屋根裏空間が空いていたから、とりあえずつくっておこう」と屋根裏部屋をなんとなく設けることも可能ではありますが、趣味を楽しめる屋根裏部屋にするためにはこのような事前のリサーチと対策が必須なんです!
※温熱環境……室内や建物内の温度、湿度、気流、周囲の表面温度(放射熱)、着ている服や活動量などが影響し、その結果として人が感じる暑さや寒さについて表す言葉。「快適な温熱環境を実現」といった表現に使われる。
屋根裏部屋は天井高140cm以下という制約に加えて、床面積も下階の半分以下と決められています。
そのため適度な“おこもり感”があり、本を読んだりゴロゴロしたりのリラックスする時間を過ごすのにぴったりです。
プロジェクターを設置して、シアタールームとして活用する人も多いようですね。
フロアソファやローテーブルなど、座ったままのんびりできるインテリアを揃えたら準備はばっちり!
心ゆくまでおうち時間を楽しむことができますよ♪
屋根裏部屋全体でなくても、一部をお子様用のスペースとして確保してあげるだけでとっておきの“秘密基地”になります。
パーテーションを設置したり、ポップアップテントを置いてみたり、天井の低さを利用して簡単に隔離エリアをつくることができますよ♪
お子様用の勉強部屋として屋根裏部屋を活用したいと考える人も多いのですが、実は一人でこもる空間だと意外に集中できない、集中力が続かないというお子様も多いようです。
幼少期の勉強についてはリビング学習を推奨する声も多いので、屋根裏部屋は勉強をがんばった後のリラックスタイムに活用する方が向いているかもしれませんね!
子供部屋についての解説記事はこちら!
もしも裁縫や工作など精密な作業を要する趣味があるなら、静かに没頭できる屋根裏部屋はぴったり。
つくり方しだいでは、階下からも見えるディスプレイを設けたり、お子様がひとりで入れないようにしたりと、特別仕様の趣味部屋にもできそうですね♪
ちなみに、物置スペースとして屋根裏部屋をつくる場合でもしっかりと床材を施工するのがおすすめです!
後からやっぱり趣味部屋にしたい……という際にも床材は必須になりますし、耐久面から見ても人が足を踏み入れて利用するのであれば、床材を貼ってある方が安心できますよ♪
屋根裏部屋は収納や居室として要望を受けるケースが多いのですが、屋根の勾配が浅い設計であったり、追加コストが想像以上の金額だったりして諦める人も多いんです。
近年は勾配の浅い屋根が主流になってきているため、屋根裏部屋をつくるためだけに屋根を高くするのか?と、デザイン面やコスト面を考えると「それなら一階に2坪増やそうか」という意見に着地する人が多い印象があります。
あるいは二階の一部を低くすることで、のぼって入る屋根裏部屋ではなく、歩いて入る屋根裏部屋をつくるという手もありますね。
のぼって入るタイプの屋根裏部屋に憧れがあって必ず叶えたい!という場合は、屋根勾配の設計や、全体の予算感をキープするためにも、早い段階で住宅会社の担当者に希望を伝えてくださいね。
その際は必ず、屋根裏部屋で快適に過ごすための性能や設備を整えることをお忘れなく♪
ひかわ工務店では、屋根裏部屋の隅まで快適な空気が行き渡る新世代の住宅を建築しています。
屋根裏部屋に憧れのある人や、超快適な暮らしをしたい人、おしゃれな家を建てたい人も、ぜひ一度ひかわ工務店のイベントにお越しくださいね!
家づくりがしたくなる♪お役立ち情報もぜひ読んでみてください!