【コラム】お洒落な家でも100均やスリコのアイテムって使っているの？ライフハックを楽しむお洒落な家とは

2022.02.17家づくりコラム

こんにちは、山梨県甲斐市のひかわ工務店です。
最近は100均（100円ショップ）やスリコ（3COINS）などのアイテムショップの人気が高まり、SNSでもアイテム紹介やライフハックの投稿をよく見かけるようになりました。
特にデザイン面の進化は目覚ましく、積極的に100均やスリコのインテリアを“パトロール”している人も多いですよね。

そこで今回は、こだわりを持って建てた「お洒落な家」での100均アイテム、スリコアイテムの取り入れ方についてご紹介していきます！

▼POINT1：アイテム選びの基本は、自宅のデザインを理解することから

SNSで紹介されていたアイテムをお店で発見すると、嬉しくてつい手に取ってしまうもの。
ですが、人気のアイテム＝自宅に似合うアイテムとは限りませんよね。
自宅とは全く環境の違うお店の中で、自宅に置いてしっくりくるアイテムを選ぶためには、まず「自宅のデザインを理解する」ことが重要です。

具体的な例を挙げると……

・色の数や線の数が少ない自宅

→シンプル系デザイン。ワンカラー（単色）で装飾のないものがおすすめ。引き出しなら取っ手が目立たないもの、ゴミ箱ならロゴがなく、あっても英字プリントくらいのものなど。

・室内を見渡して曲線の少ない自宅

→直線系デザイン。角ばった形のものがおすすめ。コロンとした形のティッシュケース（ペーパーポット）よりも、綺麗に角の出ている四角いティッシュケースが似合う。

・北欧系の内装でまとめた自宅

→北欧系デザイン。グレーを筆頭に、明るめのトーンで少しくすませた“北欧カラー”の中から自宅のテーマカラーを決めて統一するのがおすすめ。北欧×シンプルなら、色味に加えて装飾の少なさなども吟味。

・カフェ系の内装でまとめた自宅

→ナチュラル系デザイン。温かみのある色合いや、木のアイテム、お店っぽいアイテム（ブリキ缶など）がおすすめ。部屋の仕切りにアーチなどを施している場合は、全体的に丸っこい形のものを。扱いの難しい、垂れ下がるタイプの観葉植物もよく合う。

などなど、自宅がどんなテーマでデザインされていて、どんなインテリアが似合うのかを分析してみてください。

自分自身でアイテム選びの基準を明確にすることで、たとえ失敗してしまっても「なるほど、これは色が濃すぎたな」など原因に気が付くことができますし、何より「じゃあ次はもっと似合うのを買おう」と気軽に買い直せるのがリーズナブルな100均やスリコアイテムのメリットですよね！

自宅にしっくりくるアイテムを100均やスリコでひとつ見つけられると、同じシリーズのサイズ違いや用途違いを揃えてお洒落にコーディネートできますよ♪

▼POINT2：高見えしないアイテムは、手の届かない所に置く

近年の大流行のきっかけとなった100均やスリコアイテムのデザイン面の進化は、「高見え化」であるとも言えます。
ひと昔前の商品の、価格なりに見えるチープさや構造の粗さが消え、100円や300円とは思えないような見た目・質感のアイテムが急激に増えました。

そんな中でも、さすがに生産上の理由などで高見えが難しいアイテムもありますよね。写真立ての木枠の塗装にムラがあったり、フェイクグリーンの鉢の底が水平になっていなかったり……。
それでもぱっと見、お洒落で自宅に似合いそうだなと思うのであれば、手の届かない＝細かく観察しない場所に飾ることで良い雰囲気を演出することができますよ。
特にフェイクグリーンは近くで見ないと本物かフェイクか分からないような自然な色合いのものが増えているので、ウォールシェルフの上に置いたり、ペンダントライトのように吊り下げたりするのもおすすめです。

▼POINT3：吊るす収納、浮かせる収納は人目につかないよう注意

掃除道具やごみ箱、ティッシュ、リモコンなど、いろいろなものを地面から浮かせて便利に＆掃除しやすくするライフハックも非常に人気で、100均やスリコにも浮かせる系のグッズが充実していますよね。

浮かせる収納、吊るす収納は便利な反面、目につきやすくなるというデメリットもあります。
視界に入る物が多くなると部屋を狭く感じさせてしまうマイナス効果もあるため、死角になる場所を活用したり、収納扉の裏に取り付けてみたりと“人目につかない”ように工夫が必要です。
浮かせる系の収納は、お子様がハサミなどを手に取れないよう安全対策としても優秀なのでおすすめですよ！

皆さんもぜひ、お洒落なマイホームで100均アイテム、スリコアイテムを上手に使って生活の質を上げていきましょう♪