【体験談】家づくり「失敗」あるある!これから建てる人はここに注意!

体験談

こんにちは、山梨県甲斐市のひかわ工務店です。
巷では「3回建ててやっと満足できる」とも表現されるほど、悩む人の多い家づくり。
住むうちに自分自身も家族の状況も変わっていくので仕方のない部分もありますが、できることなら「失敗したなぁ」という後悔はなるべく減らしたいですよね。

今回は、家づくり経験者に聞いた「失敗あるある」を集めてみましたので、ぜひ参考にしてみてください!
(ひかわ工務店のお客様ではない3人の方に聞いたあるあるを、まとめて掲載しています)

【失敗あるある:間取り編】

建物の広さは必要最低限にしておけばよかった
→何年か住んでから庭にコンテナハウスを置こうと思っていたが、思いのほか庭が狭くなってしまって頓挫しそう。

・子どもが自室にこもって何をしているか分からないのが不安なので、吹き抜けや共有スペースをつくっておけばよかった
・子どもの様子を見るためにキッチンのそばに和室を設けたが、キッチンに立っている時は角度的に和室の中がよく見えない
・人を泊める時、来客用の部屋とキッチンが近いので食洗器の音が筒抜けでちょっと申し訳ない
・LDKの南向きの窓からTVに光が当たってしまい、日中は画面が全然見えない
・間取りづくりをしている時は「キッチンと洗面所をもっと近くにしたい」とか気にしていたけど、住んでみると結局全部近い(10歩くらい)ので、そこまで気にする必要はなかった

【失敗あるある:電気配線編】

・コンセントや電気のスイッチ、欲しいと思った所は全部つけておけばよかった
→一か所増やすのに5,000円と言われたので渋ってしまったけど、「ここにあれば」と思うことが多すぎて後悔。特に、ダイニングの電気の消し忘れが多くて、スイッチがキッチンのそばにしかないのが不便。

・TVを壁掛けにすると決めていたので、壁に配線を入れてもらってケーブル類をスッキリさせたかった
パントリーにもコンセントをつければよかった。掃除機を充電したり、冷凍庫を置いたりしたかった

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【失敗あるある:子育て編】

・ベビーガード(ベビーゲート)を設置しようと思ったら、柱も壁もなかった
→幼児の侵入を防ぐベビーガード類は大体突っ張り式なので、両端に柱か強度のある壁がないと設置できない。キッチンの入り口も、階段の上り口も、片側しか壁がなくて愕然……。

・子どもが大人の近くで遊びたがるので、リビングにおもちゃが散らかりまくる。リビング階段の下にスペースをつくるなど、おもちゃを収納できる場所をリビングにもつくればよかった
・リモートワーク中、未就園児の子どもを見ながら、PCを触られないように使う方法がなくて大変だった。LDKに隣接したワークスペース(兼・書斎または家事室)をつくってもよかったと思う

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【失敗あるある:設備編】

浴室の洗い場を広くすればよかった。
→子どもの身体を洗うだけなら一般的な洗い場1畳でも足りるが、子どもに自分の泡がつかないように距離を取ってシャワーをしたり、子どもが遊びだしたりすると狭く感じてストレスになる。

・食洗器は大きなお皿やフライパンの蓋も入る「深型」にすればよかった
・浴室の床、正面の壁、浴槽、と標準仕様内で色を変えられたので黒にしたけど、そこまでするなら正面以外の壁もオプションで黒にすればよかった。ちょっと微妙かもと思っている
・SNSでお洒落な造作洗面台を見ると、羨ましい。特にこだわりなくメーカー品を設置して、大きな不満はないのだが、意外と人に洗面所を見られる機会があるのでお洒落にしておけばよかった
二階にも水道をつければよかった。手が汚れた時や、加湿器の水を入れる時、除湿器の水を流す時など一階まで下りるのが面倒

【失敗あるある:収納編】

・とりあえずで設けた収納を持て余している
→収納はあればあるほど良いと思っていたのでとりあえず廊下に収納をつくったものの、そこに入れておきたいものが少なく、結局持て余している。その代わり、よく使う場所にある収納(リビングとトイレの間)の中は日用品でパンパン。

ニッチ収納棚はもっとあってもよかった。子どもの手の届かない所にいろいろ置けて便利!
・ウォークインクローゼット4畳の照明がダウンライト一つだけなので、自分の体で影ができて服がよく見えない
・リビングに収納を設けるスペースがなくて不便なので、対面キッチンの反対側の一面を収納にしておけばよかった

【失敗あるある:デザイン編】

・実用面を重視しすぎて、憧れだった「お洒落な家」じゃなくなっていた
→アイランドキッチン、中二階のセカンドリビング、広いランドリールームなどなど、憧れていた間取りはどれも取り入れなかったのに、ちょっといいなと思っていたくらいのパントリーやシューズクロークを優先してしまっていた。予算的に手頃な方を選んでいった結果なのだが、一つくらいは憧れの間取りを取り入れておけばよかった。

オープンキッチンを諦めたことに後悔
→来客に散らかったシンクなどを見られたくないなと思って、手元の隠れるキッチンにしたけれど、来客もお皿を下げてくれたりしてキッチンに入るのでオープンキッチンにしておけばよかった。結局来客前に念入りに片付けするので、人目を気にするより自分の好きなデザインを取り入れた方がいい!

【失敗あるある:外構編】

・住宅ローンで外構費用まで借り入れられるようにすればよかった
・外構費用として100万円で予算を取っておいたのに、かなり節約しても倍以上かかって焦った

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【失敗あるある:その他】

・土地探しの際、学区に縛られすぎていた。そこで一生過ごすのは子どもではなく自分だということを念頭に置いた方がいい
・二階バルコニーに水栓をつけたものの、排水パンをつけなかったことに後悔。水栓から出てくる水が全部バルコニーの床に流れていく。不便なのでこの水栓を全く使っていない
リビングとダイニングの照明を調色機能つきの電球にすればよかった。電球を買い替えれば済む話だけど、全部で8個替えることになるので勿体ない。LED電球だから、寿命もまだまだ先だし……。

──

以上、家づくり経験者に聞いた「家づくり失敗あるある」でした!
これまでのブログでも、家づくり経験者にたびたびインタビューをしているのでぜひ参考にしてみてくださいね。

──過去の体験談シリーズはこちらから
>>【実例体験談】住宅会社、実際どうやって選んだ?地域ビルダーとハウスメーカーの違いも|家づくり経験者二人にインタビュー
>>【実例体験談】土地探し、実際やってみてどうだった?|家づくり経験者二人にインタビュー
>>【二世帯住宅体験談】二世帯住宅で育った「元・子どもたち」の本音を聞いてみた

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