家づくり講座
【超入門!ざっくり家づくり講座】#50「家づくりの“オプション”はなぜあるの?注…

家づくり講座
こんにちは、山梨県甲斐市のひかわ工務店です。
今回は壁の下地についてお話します。あまり耳慣れない用語と思いますが、大事な部分なのでぜひ読んでくださいね。
壁や天井には「石膏ボード(プラスターボード)」と呼ばれる板材が張られています。この石膏ボードは壁紙の施工や火事対策に有効な建材なのですが、粉を固めた板なので、ネジなどを取り付けても抜けてしまうのです。
壁や天井に重さのあるものを取り付けたい場合、石膏ボードに取り付けようとしても抜けて落下する危険があります。
そこで登場するのが下地です。石膏ボードのさらに下に貼る柱や木の板などを言います。
石膏ボードの下に柱や木の板を入れることで、その板にネジやビスを取り付けるわけです。
家ができたあと、やっぱり壁掛けテレビにしよう、と決めても、石膏ボードだけではテレビの重さを支えることはできません。
「ボードアンカー」という、ビスより太くて抜けづらい道具があるので、それを取りつけるという方法があることはありますが、あとからゆるむこともあり、落下の危険はやはりあります。また、電化製品の場合は電源や配線の問題もあり、見た目にも影響します。
下地を後から入れることはできないので、ここに壁掛けテレビをかける、ここに手すりをつける、棚をつける、といった計画を事前にしておくのがおすすめです。
下地を入れておいたほうがいいのは、テレビ、手すり、タオル掛け、トイレットペーパーの紙巻部分、棚、壁に向かってついているキッチン、洗面(鏡)、室内物干しなど。
プロジェクターを入れたい、ハンモックつけたいなどの特殊な場合は特に下地が大事になります。
窓は通常下地を入れるものですが、レールをつけるところには下地が必要になるので、どういうカーテンをつけるかによって必要かどうかが違ってきます。
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