【超入門！家づくりざっくり講座】#38トイレはどのくらい進化している？広さ、収納、数はどうする？（後編）

2022.11.08家づくり講座

こんにちは、山梨県甲斐市のひかわ工務店です。

前回に続き、トイレのお話です。

【超入門！家づくりざっくり講座】#38トイレはどのくらい進化している？広さ、収納、数はどうする？（前編）　

▼トイレにどれだけこだわる？

前編ではトイレの種類が、どんどん進化しているというお話をしました。
金額的なお話をすると、進化しているトイレになるほど当然価格があがっていきますので、トイレにこだわりたい方は実際にかけられる金額と照らし合わせてみてください。

ひかわ工務店の場合、標準でお付けしているのは手を洗う部分がついた一体型。ただ、デザインにこだわっているのでモデルハウスの1階は、こんなすっきりタイプのトイレもおしゃれですよ、とお伝えするためにタンクレス風トイレ（下の写真）を設置しています。それをご覧になって、やっぱりトイレもおしゃれにしたいと、変更されるお客様もいらっしゃいます。

トイレには、手を洗う部分がついているのとついていないのとあり、手を洗う部分がついていなければトイレ内に手洗い場をつけるか、あるいはトイレ外にもうけるか、になります。

トイレ内に手洗い場をつけるとなるとその分費用がかかってくるので、トータルで考える必要がありますね。トイレの近くに洗面所をもってくるようにすれば、トイレ内に手洗い場をつける必要はなくなるのですっきりします。

▼トイレの広さは？収納は？

トイレ内に手洗い場を設けないのであれば、広さは１帖で十分でしょう。ひかわ工務店の場合は後ろの壁に収納棚をお作りしていて、これがとても好評です。写真では見えませんが、壁の内部まで奥行きのある棚にしているので、見せたくないものは壁の中に隠して収納できます。

また、デザインにこだわる弊社の場合、トイレの鏡も写真のようなかっこいい鏡をお付けしていて、鏡の中は2段の収納になっています。これもお客様にとても好評です。
この２つだけで十分収納は足りるので、他に収納は作らなくていいというお客様がほとんどです。トイレ内はシンプル、スッキリ！そのぶんペンダントライトなどをつけておしゃれに演出することができます。

▼トイレの数は１つで十分？

トイレの数はご家族の人数と予算にもよりますが、コロナ禍になってからトイレが１つしかなくて困った、という話をよく聞きます。これから建てられるなら、２つあったほうがよいかもしれません。我が家も２つあり、インフルエンザになった時、１つのトイレはかかった本人専用で使うことができていて気持ち的にも安心感があります。

トイレが１つの場合にもメリットがあります。それはお手入れする部分が減ることです。トイレはキッチンやお風呂と並んでお手入れが大変と感じている方が多い場所なので、それが半分になるのは、忙しい毎日を過ごしている家族にとって、気分的にはそれ以上の効果があるかもですね！