施工事例
【コラム】共働きで“タイパ重視”な家づくり。忙しい人に贈る4つのポイント!
家づくりコラム
こんにちは、山梨県甲斐市のひかわ工務店です。
家づくりを検討している方には子育て中の方がとても多いのですが、共働きのママさんパパさんからすると「家づくりのことを考える余裕がない」と感じてしまうことも多いようです。
子育て家庭の共働き率は7割に迫る勢いで増加しており、これからも「家づくりをしたいのに時間がない」というお悩みをもつ方は減りそうにありません。
そこで今回は、家づくりをスピーディーに進めて住み始めるためのタイパ術=タイムパフォーマンスの良い家づくりの仕方をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!
POINT1:契約前にできるタイパポイント
一生に一度の家づくりですから、ほとんどの方が複数の住宅会社を比較して検討しますよね。
この比較検討は自身の“好みのデザイン”や“予算との兼ね合い”などを把握する上でとても大切なので、手始めに住宅情報誌やSNSで事例写真をチェックしてみてください。
しばらく家づくり情報に触れるうちに候補の住宅会社が絞られてきたら、それぞれの会社に惹かれる理由を明確にします。
例えば……
① いちばん気に入ったA工務店は、デザインがとにかく好き!
② ほかの候補のBホームは、デザインはそこまでだが予算がちょうど良さそう
③ もうひとつの候補のCハウスは、性能がいいというレビューが多いので気になる!
という3社の候補が上がった場合。
最も気に入っているポイントが「A工務店のデザイン」と分かっているので、この第一候補の工務店の見学会等に参加してみてください。
一度で多くの情報を得られるよう、予約時に「予算や性能のことも詳しく話したい」と伝えておくと、短時間の見学のみではなく打ち合わせとして時間を取ってもらえる可能性がありますよ。
(担当者の人数など、その会社の都合によります)
当日の打ち合わせでは「A工務店のデザインで、Bホームくらいの予算で、Cハウスくらいの性能の家を建てたい」と隠さず話してしまってOKです。
打ち合わせを重ねれば予算は必ず伝えることになりますし、他の候補に感じている魅力も聞かれることになりますので、先に言っておいた方がタイパが良くなります。
担当者の反応やアイデアを受けて「A工務店で建てられそう」と良い方向に進む時もありますし、どうしても予算が合わない、担当者と意見が合わないといった理由で他の候補にシフトするということもあります。
最初に良いと思った会社で建てられるのが理想ですが、事前リサーチだけでは分からないことが多かったり、人との相性も関わってくるのが家づくりの難しいところ。ここが一番の頑張りどきと思って見学会に行ってみてくださいね。
また住宅会社選びと並行して、住宅ローンの審査も同時に進めておきましょう。住宅ローンはまず仮審査を通ってから本審査を受けられるようになるのですが、大体の予算が分かっていればすぐに仮審査を受けることができます。
資金計画を細かく考える余裕がない、住宅ローンの借入先も多すぎて絞れない!という場合には、住宅会社を大いに活用してください。
打ち合わせの中で資金計画を行えば仮審査に必要な情報が出てきますし、考えに合いそうな住宅ローンのプランをいくつか候補に挙げてもらうこともできます。
住宅ローンや登記関連の手続きのために司法書士の方と必ず関わることになるのですが、住宅会社を通して連携のとれる司法書士の方に依頼することで、二者で情報共有をしながら手続きを進めてくれるので手間を減らすことができますよ。
POINT2:契約から着工までのタイパポイント
家の仕様について決める項目や流れはどの会社でも大差がないので、打ち合わせの回数自体は違いが少ないと思いますが、一回一回の“打ち合わせの密度”を濃くしてタイパを上げるためのキーポイントになるのが「イメージ共有」です。
理想の家に対するイメージを言語化できる程度に固めておけば、それを箇条書きで担当者に送るだけでもOK。
それだけで設計者は万人受けする無難なプランを作る必要がなくなり、その時間でもっと自分向けのプランを考えてくれます。
無難なプランを10個作ってきてもらうより、自分向けにカスタマイズされたプランを2つ3つ作ってきてもらった方が、考えがまとまりやすくタイパも良いですよね。
POINT3:着工してからのタイパポイント
着工までにほとんどの仕様が決まるため、着工してからは工事が順調に進むかどうかが重要です。
これは天気であったり設備の輸送であったり不確定要素に左右されるので、ある程度の余裕も含んだうえでの計画ではありますが“ぴったりの日程で終わらない可能性もある”ことは承知しておいて欲しいポイントです。
また、イメージと違う箇所があった場合の修正の時間を短縮するために、工事中に適宜(1,2回は必要)建築現場を見に行って「イメージと相違がないか」を確認してみてください。
危険な作業をしている場合もあるので、確実に見られるように担当者に事前連絡を入れておくのがおすすめです。
ほかにも、引っ越しの見積もりや、新居でのライフラインの契約なども早め早めに済ませておけると、引っ越し前のドタバタを防ぐことができます。
POINT4:気に入ったデザインの家をスムーズに実現させるタイパポイント
せっかくデザインで気に入った会社があるのなら、その会社にできる限りの交渉をしてみるのがベスト。
建てたいという気持ちが伝われば一緒に最善案を考えてくれますし、もしそれで嫌な顔をされてしまったら心置きなく次の候補へと気持ちを切り替えることができます。
何年先でも自分の家を「気に入っている」と言えるかどうかは、家にまつわる思い出も大いに関わるものです。
信頼できる相手と楽しく家づくりをしてより愛着のある家になるように、まずは情報収集からの候補絞り!見えない情報を推察し始めるとキリがないので、自分のフィーリングを信じて気に入った写真や情報を集めていってくださいね。
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