デザインコラム
【お洒落に暮らす】デザインコラム#19「統一感とアクセント、絶妙なバランスを生み出す基本知識」
デザインコラム
こんにちは、山梨県甲斐市のひかわ工務店です。
ひかわ工務店自慢のデザイン力でお洒落に暮らすためのデザインコラム。第19回は、デザインにおいて重要な「統一感」と「アクセント」の考え方についてご紹介します!
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POINT1:統一感のあるデザインの基本は?
「お洒落な家」を検索して眺めていると、なんとなく統一感があるな~と感じませんか?
家に対して人がお洒落と感じる、センスが良いと感じる際に最も重要で最も分かりやすいポイントが“統一感”なのです。
統一感のあるデザインは、ベースとして物理的な「形」を揃えることから始まります。
角ばった直線的な家具が多い部屋ならば、ラグも円形ではなく四角形に、花瓶などの小物も円筒ではなく四角柱に……という風に、直線と曲線を使い分けます。
カラーの統一感を出すには、全く同じ色を使うというよりも「ベースカラー」を合わせることが大切です。
パーソナルカラーや色の好みに合わせてイエローベース/ブルーベースのベースカラーを決め、そこから逸脱しないよう色味をコントロールしていきます。
参考記事
これらの“形と色の統一感”がベースとなって初めて、アクセントの存在がデザインの中で生きるようになっていきます。
アクセントの取り入れ方の基本は?
アクセントは、そこだけ色味がガラッと変わるとか、派手になっているというような“統一感を崩す目的”では使いません。
統一された空間に少し塗り重ねるだけのエッセンスとして考えると分かりやすいかと思います。
形を揃えた上で、ベースカラーの濃色をキッチンに取り入れてみたり、ベースカラーと同じ色のタイルをテレビボードの後ろに入れてみたり。
色や質感の切り替えによる+αのエッセンスを足していくのがアクセントです。
例外になるのはヴィンテージやアメリカンなど、素材感の強いデザインがメインテーマの場合。
これらのテーマは色味が多少バラついても“素材感”で押し通せるタフさも魅力のうちなので、あえて色を外すというお洒落も取り入れやすくなっています。
アクセントがくどくなる条件とは?
“統一感”からはみ出さない範囲のアクセントを取り入れたのに「なんだかくどいな」と感じる場合は、視覚に訴えかける“主張の強さ”のバランスが悪いことが原因です。
部屋全体のカラーバランスを数値化するイメージで見た時に、ベース:アクセントの比率が5:5に見えたら確実に“くどい”状態になっています。
ひかわ工務店では、お施主様のお好みによって増減はしますが、アクセントの比率1割前後が落ち着かせやすいと考えているため比率を大きく超えないよう気を付けています。
また色と形の組み合わせ次第でもアクセントになったりならなかったりするため、注意が必要です。
例えば凹んでいるニッチ棚の奥に派手な色味が入っていても気になりませんし、逆にベースカラーに近い色でも、飛び出ていたら気になってしまいます。
アクセントを使う場所を含めてぐるっと見渡した風景全体のバランスを、常に意識してデザインしなくてはなりません。
アクセントがないとお洒落な家ではないのか?
分かりやすいアクセントのある・なしは、デザインの良い・悪いとは全く別です。
メリハリのあるアクセントが似合う人・家なのか、カラートーンの“濃淡”を楽しむゆるやかなアクセントが合う人・家なのか、それだけの違いです。
素材などをこだわった部分に自然と目が行く(フォーカルポイントになる)ように全体をデザインすれば「分かりやすいアクセントがない“のに”めちゃくちゃお洒落!」と感じられます♪
ひかわ工務店はメリハリのあるアクセントも、ゆるやかなアクセントもどちらも得意です!施工事例からご覧いただけますので、ぜひ参考にしていってくださいね。
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