【超入門!ざっくり家づくり講座】#59「リモートワークスペースをつくるのに必要なものって?」

家づくり講座

カウンター 椅子

こんにちは、山梨県甲斐市のひかわ工務店です。
2020年以前とはすっかり“働き方”への認識が変わり、リモートワークで働く人も多くなってきましたね。
ここ数年の家づくりでは、リモートワークのためのスペースが欲しいというご要望もかなり増えました。

しかし予算とのバランスを考えると、リモートワーク用にひと部屋を設けるのは簡単ではありません。
そこで今回は「リモートワークスペースをつくるのに必要なもの」を厳選することで、皆さんに“自分のためのワークスペース”に必要な要素を見つけていただきたいと思います♪

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POINT1:個室でない場合の「リモートワークスペース」を配置するならどこが望ましい?

カウンター エアコン 窓

リモートワーク用のスペースを設ける場所は、普段リモートワークをする“時間帯と状況”から考えていくのがおすすめです。

日中でご家族がいない時間に働く場合、特に勤務時間も長い場合は、リモートワーク専用の椅子と収納を設けられる2畳前後のスペースを確保できると働きやすく、使い勝手が良くなります。
一階は生活動線でいっぱいなので、二階の廊下を拡張するような形でスペースをとるのが無難かもしれません。

家族が寝た後にも仕事をする日がある場合は、二階のオープンスペースでキーボードのタイプ音が響くと気になることもあると思いますので、PCを持ち運んで一階でも作業できるような設備環境にしておくといいですよ。

勤務時間が定まっていないフリーランスのような形態で働いている方の場合には、家族の状況に合わせて“フリーアドレス”で作業ができるように、自分の仕事道具を置いておける拠点のような意味で簡素なリモートワークスペースを設けるのもひとつの手です。

POINT2:リモートワークのカウンターのサイズはどれくらい必要?

リモートワークに必要なカウンターのサイズは、仕事に使う物の量によって変わってきます。
MacbookなどのノートPCとマウスだけあればOKという場合は、78cm幅で50~60cmの奥行があれば機器+飲み物を置くくらいのスペースを確保できます。

一方でノートPCとプリンター、あるいはデスクトップPCを置きたい、デュアルモニターにしたい、といった場合には少なくとも幅100cm以上は必要になるのではないかと思います。

足元にキャビネットを置きたいという場合には、上の目安にプラスしてキャビネット分の幅も確保すると、窮屈さを感じずに作業することができます。

POINT3:リモートワークスペースの幅が狭くて収納をつけられそうにない場合は?

リモートワークスペースにあまり幅をとれない場合は、キャビネットなど地面に置くタイプの収納を置いてしまうと自分の座る場所がなくなってしまいますよね。

その場合は、壁付けの棚を造作しておくのがおすすめです。
内壁に接している場合は、構造上問題がなければニッチ棚を設けることもできますので、幅が狭いからといってリモートワークスペースを諦める必要はありません。

POINT4:リモートワークスペースに必要なその他のポイントは?

カウンター 吹き抜け ブラインド

① 専用の椅子

使い勝手の良いリモートワークスペースを実現するには、机に合わせて作業のしやすい椅子も用意できると望ましいと思います。

リモートワークスペースをリビングの一角に設けた場合はダイニングチェアを兼用するというアイデアもありますが、やはり長時間の使用が想定された椅子に座った方が疲れにくく、仕事効率も上がりやすくなります。

背もたれが直角になっている椅子で長時間作業をしていると腰を痛めたり、姿勢が悪くなって諸々の体調不良を引き起こしたりするため、実は軽んじてはならない要素なんですよ。

② 昼光色の照明

昼光色は電球色や昼白色よりも色温度が高く(青味がかっている)、物がはっきりと見えて集中しやすいためオフィスの照明として使われることも多い色です。

リビングやダイニングには温かみのある電球色を使うことが多いため、そこで黙々と仕事をしていると妙に眠たくなってしまう可能性があります。
夕日に近い色を浴びているうちに眠くなってくるのは人の習性として避けられないので、リモートワークスペースには全体の照明とは別に昼光色のスポットライトやスタンドライトを用意したいですね。

③ 卓上コンセント

特に指定がなければ、コンセントは足元に設置されることが多いのですが、リモートワークスペースの場合はノートPCやモニターの電源、スマホや周辺機器の充電のために卓上にコンセントをひとつ設けると便利です。

足元にヒーターを置きたいデスクトップPCの本体を置きたい、といった場合には、足元のコンセントをプラスで設けるのがおすすめ。予算削減で足元にひとつだけコンセントをつけるという場合は、カウンターの天板にコードを通せる穴を開けてもらうといいですよ。

廊下 マルチスペース 窓 カウンター
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サイズの大小に関わらず、専用のリモートワークスペースを設けることで仕事の効率やモチベーションは確実に上がります。
今回ご紹介した内容に加えて、音楽好きな方はスピーカーを置いたり、美容好きな方は加湿器を置いたりして、自分らしく働けるワークスペースに仕上げてくださいね!

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