対談コラム
【施工カタログ】#4|こだわりが顕著に現れる、テーマの異なる玄関デザイン5選!
施工カタログ
こんにちは、山梨県甲斐市のひかわ工務店です。
ひかわ工務店の遊び心ある住宅デザインを集めた施工カタログ。
第4弾は、玄関に注目していきたいと思います。
同じようなデザインになるかと思いきや、意外にも個性が出るのが玄関デザインの面白いところ。
ぜひ参考にしていってくださいね!
これまでの施工カタログ
01:段差ゼロ!シームレスで大迫力の玄関
段差がなくLDKとシームレスにつながる玄関は、ひかわ工務店の施工事例「シンプル×グレースケールに暮らしが色めく”ワンフロア動線”の家」からの一枚。
LDKを最大限に広く見せる工夫の一環として、段差のないシームレスな玄関土間を採用したこちらのオーナー様邸。土地の形状を生かした奥行きのある構造になっているので、玄関に入った瞬間に奧へと広がる大迫力のLDKが目に入ります。
壁面に大きな姿見を設けているのも、さらなる広見えのポイント。
思い切って店舗のようなサイズ感の姿見を設けることで、いい意味で”現実離れした広さ”を体感させてくれるんです。
02:ディスプレイニッチが映えるサロンみたいな玄関
続いては、専用の間接照明を埋め込んだディスプレイニッチがおしゃれな「雰囲気を楽しむ”ハンサムミックスモダン”の家」の玄関ホール。
コンクリート調のクロスや斜め張りのフローリング、真鍮のブラケット(壁掛け)ライトなど、ひと目でデザインへのこだわりを感じられる玄関です。
無機質な印象と木の素材感が融合したかっこいいインテリアは、おしゃれなオーナーの手掛けたサロンのような出来栄え。上記の「施工事例」のページから他のお部屋の様子もぜひ覗いてみてください。
ちなみに、腰掛けて靴を脱ぐ「小上がり」はLDKとお風呂まわりの区間をつなげる「廊下」としての役割も担っていて、玄関を上手にゾーニングに組み込んだ設計になっているんですよ。
玄関を含めた生活動線も参考にしてみてくださいね。
03:北欧風すのこで広々2way動線な玄関
小さな橋が架かるように置かれたすのこが特徴的なのは「共働き世帯が理想を叶えた北欧シンプルモダンの家」の玄関。
水回り方面とリビング方面への2way動線の入り口として設置されているオーク材のすのこは、和風のすのこよりも一枚一枚の幅が狭いためスタイリッシュな印象に。厚みもあるので、玄関の顔にふさわしい高級感も感じられますね。
すのこを支えるアイアン枠の隙間から土間が見えるので、玄関の奥行きを広く感じられるというメリットもあります。
簡単に移動させられてお手入れも楽ちんなので、一風変わった印象の玄関にしたい!という人はぜひ、参考にしてみてください。
04:こだわりクロスがばっちり似合う個性派玄関
NYの街並みがよく似合う、かっこいい玄関は「まるで映画のセットのよう!インダストリアルなおうち」からの一枚。
柄が目立つタイプのアクセントクロスを使いこなすことができるのは、見どころの多さをそのまま魅力にできるインダストリアルというテイストの特権!
よく見てみるとアクセントクロスだけでなく、ブラインドのついた室内窓にガラス扉、模様の強いパーケットフロアなどなど、おしゃれ要素がたくさん入っている玄関なんです。
柄の大きさや幅、色のパターン、無骨な質感、といったインダストリアル感の強い要素を意識してまとめていく難しいデザインなので、この玄関を真似したい!と思った人はぜひ写真を保存して研究してみてくださいね。
05:いろんな使い方に遊び心が膨らむロングな土間の玄関
長い土間がメインストリートと言わんばかりに存在感を放つのは「遊び心をくすぐる北欧シンプルモダンの家」の玄関。
家を縦断する形でドーンと構えた長い玄関土間。
突飛なアイデアに見えるかもしれませんが、靴のまま移動できる範囲を広げることで、各拠点へのアクセスのしやすさ、タイルデッキの使いやすさを飛躍的に向上させる合理的な動線になっているんです!
この土間から直接行くことができるのは、ダイニング、リビング、トイレ前のすのこエリア、そしてタイルデッキ。
買い物袋はダイニング前、部活バッグはすのこエリア、など帰宅後の荷物の行き先に合わせて置く場所をコントロールすることもできますし、タイルデッキで遊んでいて「ちょっとトイレ!」という時にも、居室を汚さずアクセスできるというメリットも。
これだけ広いのでアウトドアグッズの片付けものんびりでき、むしろ土間でアウトドア気分を味わいながらビールを飲んだって違和感なしです。
土間は今後需要の増えていく要素だと思いますので、これから家づくりを始める人にはぜひ、ロングな土間を検討していただきたいですね!
それぞれオーナー様のこだわりを感じられる、個性的な玄関でした!
ひと昔前の「玄関」という隔離された狭いスペースとは異なり、近年の玄関ホールはLDKとのつながりを感じられる広い空間の一部として扱われるようになってきました。
ひかわ工務店でも家全体を”デザインも温熱環境もひとつながりの大きな空間”として設計しているため、玄関にまでインテリアのこだわりが反映されています。
これから家づくりを始めるみなさんには、ぜひ見た目だけでなく快適性も備えた玄関デザインという観点でリサーチを続けていただきたいですね。
ひかわ工務店公式ブログもぜひ参考にしてみてください♪