【実例体験談】住宅会社、実際どうやって選んだ?地域ビルダーとハウスメーカーの違いも|家づくり経験者二人にインタビュー

家づくりコラム

こんにちは、ひかわ工務店です。
家づくりを検討中の皆さんにとって、「住宅会社の選び方」は最も気になる情報のひとつではないでしょうか?

今回は、ひかわ工務店の建築仲間のお客様とご友人にご協力いただき、「どうやって住宅会社を選んだか」をインタビューさせていただきました!ぜひ参考にしてくださいね。

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…*家づくり経験者DATA*…
▼Mさん
県外在住。家づくりは地元の【地域ビルダー】に依頼し、現在新築3年目。1児(3歳)の母。音楽が趣味。
▼Yさん
Mさんと同市に住んでいるご友人。家づくりは【大手ハウスメーカー】に依頼し、新築3年目。2児(3歳・1歳)の母。
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●家づくりを始めようと思った「きっかけ」は何ですか?

Yさん:当時は賃貸アパートに住んでいたのですが、子どもが生後4,5か月くらいになると、泣き声が近所迷惑になっているだろうなと気になってきました。子どもが成長するにつれ、泣き声以外にも物音や足音などの騒音が大きくなること、また会社の家賃補助制度の関係で一定の年齢を超えると家賃の支払い額が上がることなどを考慮して、「家づくりをするなら早く動き始めた方が得策だな」と考えたんです。土地購入からだったので、いつ建てられるか本当に分からなかったですしね。

Mさん:私も賃貸アパート暮らしで、家づくりを意識し始めたのは子どもが生後3,4か月の頃でした。ハッキリとしたきっかけは思い出せないのですが、趣味の持ち物が多い夫婦なのでアパートが物だらけだったことや、家賃も決して安くなかったので「現状の家賃+数万円で快適な暮らしができるなら」と家づくりに踏み切りました。

注文住宅建売住宅かで迷いましたか?

Mさん:最初は私の趣味の楽器部屋をつくりたいと思っていたので、注文住宅しかないと考えていました。でも何度かモデルハウスなどの建売物件を見学するうちに、建売でも大体二階に2部屋あるから片方を楽器部屋にすればいいのかも?と思い始めて、注文住宅が“絶対”ではなくなりましたね。最終的には、自分が見ていた建売では広さや性能の希望が合わず、注文住宅にしました。

Yさん:私は逆に、最初は建売の方がいいと思っていました。良い家に住めるに越したことはないけれど、マイホームを取得したあとの暮らしの方が大事だと考えていたし、今もそう思います。なので注文住宅よりも出費を抑えられそうな建売から見始めたのですが、希望のエリアでなかったり、間取りが理想とズレていたりと、妥協しきれない部分が見えてきて、注文住宅が視野に入るようになりました。

●住宅会社を選ぶために、どんなことをしましたか?

Yさん:自分でもいろいろと検索しつつ、家づくりの相談カウンターに行きました。家がいくらで建つのか相場も分からなかったですし、どんな情報を信じればいいのかも分からなかったので……。

Mさん:私は当時住んでいた区の中で家を建てたかったので、家のポストに入るチラシネット広告で見かける周辺の住宅会社の見学会に参加しました。必ずアンケートがあって住所氏名や連絡先、予算や希望のエリアまで書かなくてはならない雰囲気だったのが難点でしたが、意外と小さな会社ほど電話営業とかが無くて、段々「そんなもんか」って。

Yさん:確かに、私もアポなしで家に来ちゃう営業さんに困ってた!
Mさん:赤ちゃんがいる家庭にアポなしで来ないで欲しいね。出られる状態の時の方が少ないのに。

――相談カウンターでは何社くらい紹介されましたか?

Yさん:予算も含めていろいろと要望を話した結果、5社おすすめしてもらいました。その中からざっと調べて4社を候補にして、見学したり宿泊体験に参加したりして絞っていった感じです。

クチコミの検索はしましたか?

Mさん:検索しましたが、予算感や家に求めるものって人によって全然違うし、ネット上に公開するなら見栄を張って書いている部分もあると思うので、半々くらいの信用度で見ていました。
いちばん信用していたのは、どこかの工務店の社長さんとかがブログで家づくりについて理屈をつらつら書いている文章ですね。読みやすさ無視で建築理論を語っているので、完全に理解はできないものの、分かる部分を拾って自分の知識にしていました。

Yさん:私もGoogleやSNSで検索していました。どちらも検索トップに上がってくるのは広告も多くて、マーケティング感があったので、そこはあまり信頼しなかったかな……。OB同士が本音トークをしている掲示板もチェックしていました。

施工会社選びで、どんなことに悩みましたか?

Yさん:「どれを信じればいいの?」って、すごく悩みました。私の場合は耐震性とコスパを最優先に考えていたのですが、パンフレットやHPをしっかり読んで、良さそうだなーと思って話を聞きに行ってみたら、全然違っていたり。
営業さんの話していることの根拠というか、誇大広告じゃないのかなっていう部分は自分で気が付いて調べないといけないなと思いました。素人だから舐められたら高いものを買わされる!みたいな。(笑)

Mさん:それは私もすごく感じた!営業さんは契約とるのが仕事っていうのは当然だから仕方ないんだけど、それでも良いことばっかり言ったり、質問をはぐらかしたりされると、「この人のことを完全に信用しちゃいけないな」って思っちゃう。
それで自力で調べ始めるんだけど、調べることが多すぎるし複雑すぎるしで、子育てと両立できなかった。だから後から知った情報で後悔することも未だに多いです。それはもう仕方ないと思ってます。

工務店が候補に入ったことはありましたか?

Mさん:最後の2択まで新進気鋭の工務店さんと迷っていました。工務店さんの方がこちらの話を覚えているとか、面白みのある提案をしてくれるとか、打ち合わせが楽しかったなと思います。ただ、その工務店さんは施工事例写真もまだ無いくらい新しい会社だったので、最終的に安定感をとって地域ビルダーに決めました。

Yさん:私も地元の工務店を考えなくもなかったのですが、調べても得られる情報が少なくて、魅力を汲み取りきれなかったと思います。でも私の調べていた工務店さんは金額について明瞭に書かれていることが多かったです。坪単価ではなく実際にかかる総額を書いてくれていたり。それでも当時私の周りに工務店で家を建てたという人がいなかったので、何の知識もない一般人の私にとって工務店を選ぶのは「冒険」だと感じてしまいました。

●最終的に今の住宅会社に決めた決め手は何ですか?

Mさん:ものすごく正直に話すと、調べすぎて考えすぎて訳が分からなくなった頃に最も話が進んでいたのがこの会社さんだったからですね。ここまで考えてこの会社を残してるんだから、いいんじゃない?土地も見つかったし。みたいな。
決め手というとそうなるんですが、そこに行き着くまでには本当にいろいろ考えました。私の場合は気密性断熱性耐震性を重視していたので、工法や断熱材、換気システムなどの機能面を他社や他製品と比較して、「確信を持ったわけではないけど、自分の理解の範囲内で大丈夫そう」と感じるものを選んでいきました。
後から今の家よりも安く、しかも高性能で建てられそうな工務店さんを発見したりもして、「家づくり当時にこの会社を知っていれば!」と思うこともありますが、この家を建てられたこと自体には満足しています。

Yさん:私は十分な耐震性コスパの良さが決め手でした。それに加えて担当の営業さんが、コスパ重視な私たちに真摯に向き合ってくれたことも、大きな後押しになりました。家は確かに一生モノのお買い物だけど、住宅ローンのせいでその後の生活に我慢を強いられるくらいなら、間取りは小さくしてもいいと思っていて。
身の丈にあった生活をしていくために必要な予算は限られているという私たちの話を真剣に聞いてくれて、プランを試行錯誤してできる限り低価格に抑えてくれたのがとても嬉しかったんです。
実際、他の会社では私たちの話を聞いて「そうは言っても良い家に住んだ方がいいですよ」といった反応だったので、余計に決め手となった営業さんの良さが際立ちました。
あとは、さっきも少し話しましたが耐震性を重視していたので、このハウスメーカーでの東日本大震災の被害の少なさも決定的な判断材料になっています。コスパも重視していたので、標準仕様、追加料金なしで有名メーカーの設備や建具を揃えられるのも良かったですね。

●それぞれ、地域ビルダーハウスメーカーに感じるメリットとデメリットはありますか?

Mさん:地域ビルダーのメリットは、ハウスメーカーと比べると融通の利く部分が多いことかなと思います。例えば私の場合は、壁紙の施工が始まる一か月前くらいまで壁紙選びに悩んでいられたし、「こういう風にするかもしれないし、しないかもしれない」という状態でとりあえず他の工事をやっておいてもらうとか、着工後に決めることはのんびり考えられたと感じています。
あとは施工事例が多いので、ハイペースで完成見学会が開催されて自分好みの家を見つけやすいです。見学して「この家いいな」と思ったら、営業さん設計士さん同士で図面をシェアして、私たちのプランに反映してもらったりしました。
デメリットは「標準プラン」があるだけにオリジナリティの幅が狭いことかなと思います。予算に余裕がある人の場合はオプションを多用できるので、デメリットにならないかも?

Yさん:ハウスメーカーのメリットはやはり安心感だと思います。私が建てた時はコロナ禍ではなかったけれど、このご時世だし知名度があって安定して利益を出している会社の方が安心できますね。
デメリットは、会社が大きい分「過去にそういった事例がないので無理」など融通が利かない場合があったり、「本社に確認しておきます」と保留になることも多かったり、母体と目の前にいる営業さんとの距離が遠いんだなという部分ですね。標準仕様でできると言っていたことが、少ししたら「やっぱりオプションでした」っていうこともありました。
でも、会社が大きいからこそ生まれるデメリットなので、メリットと表裏一体だなと思います。

――ハウスメーカーで家を建てた周囲のお知り合いは、何と言っていましたか?

Yさん:外観が特徴的な某ハウスメーカーで建てた友人から、パッと見て「ああ、あの会社で建てたのね」って分かるのが嫌だと聞いたことがあります。
Mさん:坪単価が高いハウスメーカーだから、その見た目がステータスの一つになるって考えの人もいるんだろうなあ。

●最後に、これから家づくりを始める方にアドバイスをお願いします!

Mさん:私の場合は後から「この工務店もいいじゃん!」と知る機会が多くて、小さな会社まで調べておけば良かったなと思いました。 良い家を建てていても、規模の小さい会社は広告を打ったりしていないので、周辺に建築中の家があったら会社名を「のぼり」でチェックして調べてみるなど、地道ですがやってみるといいかなと思います!

Yさん:ハウスメーカーの場合は、蓄積された営業ノウハウがあって話が上手なので、魅力的な話だけを聞いて流されないように自分でも知識をつけた方がいいと思います。SNSを見るなど気軽なところからでもいいので、コツコツ調べてみたら少しずつ気が付くことが出てくると思います。その「気が付いたこと」を忘れずに、家づくりに役立てていってください!

●Mさん、Yさん、インタビューにご協力いただきありがとうございました!
お二人には次回、土地探しの体験談を聞かせていただきます。次回のブログ更新をどうぞお楽しみに♪

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