【コラム】ひかわ工務店が北欧シンプルデザインに強い理由(前編)

家づくりコラム

こんにちは、山梨県甲斐市のひかわ工務店です。
今回は私が北欧シンプルモダンへたどり着くまでのいきさつをお話しします。

若い頃に県内の中規模のゼネコンに10年以上勤めていました。当時の職種は現場監督です。
現場監督と言うと聞こえがよいかもしれませんが、20年以上も前の時代の中堅規模のゼネコンでは、現場監督も作業員の一人として職人さんたちと一緒に現場の作業に携わっていました。
鳶、土工、鉄筋工、左官工、斫り工、解体工…などなど。体を使う仕事はすべて経験しました。今思えば現場の仕事はこの経験でどんどん覚えていったと思います。

そんな経験を積みながら職人さんとの信頼関係を少しずつ築き、現場監督の本来の業務である現場管理についても学ばせていただきました。

建築工事では、木造、鉄筋コンクリート造(SR造)、鉄骨造(S造)、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)など、さまざまな構造の建築現場に携わりました。
また、道路工事や下水道工事などの土木工事も経験させていただいたので、ゼネコン時代の現場経験は本当に貴重でした。
現在のひかわ工務店の高性能な家づくりの根本となる現場の作業精度の礎となっています。

会社員時代は公共工事や法人工事が主だったのですが、時々一般ユーザー様の住宅建築の現場があり、その時に直接施主様と関わることの楽しさを感じました。
その後、もっとお客様と距離の近い仕事がしたいなと思っていたところ、きっかけがあって実家で営む工務店に入社しました。

当時の住宅建築はまだまだ発展途上で、携わっている業界内では「いい家づくり」をしているとみんな思っていたのですが、現在からするとデザイン、性能、共にまだまだでした。
「いい家づくり」を求めて視野を広げたいとアンテナを張っていると、将来に目を向けた住宅建築への取り組みをしている勉強会などがあることを知り、必死に学びました。
そして、いろいろな知識や新しい情報を学ぶうちに「いい家づくりとは何なのかを考えさせられることになります。

まずは断熱性能を高めた家の重要性に気づきました。
今でこそ当たり前になっている高断熱ですが、当時はまったく浸透しておらず、職人さんや施主様にその重要性を伝えまくっていました(^^)

その後、身体を悪くされた経験から健康な家づくりを考えているユーザー様との出会いがあり、自然素材のよさを学び、身体によい自然素材の家を標準的に手がけるようになりました。

建築デザインについても多くの研修で学ばせていただき、北欧モダンテイストの家を数多く手がけているデザイナーに出会い、シンプルでかっこいいデザインの家を知ります。
ネットの中で見たことのあるデザインを実際に見に行って、体感して、その圧倒的なすばらしさに感動しました。

その時、その時で出会う方が私のターニングポイントになり、ステージがあがっていった感じです。本当におかげさまだと思っています。

話は次回に続きます。お楽しみに!

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