【必見】家づくり前に押さえておきたい！人気家電を取り入れる際のポイント3選

2023.01.07家づくりコラム

こんにちは、山梨県甲斐市のひかわ工務店です。
近年の家づくりは、「まずSNSで情報収集」するのが主流になってきましたよね。その中で、新築におすすめの家電を紹介する投稿を目にする頻度も増えてきました。

今回は、人気家電を取り入れる際に抑えておきたいポイントを3つご紹介します！

POINT1：海外製の食洗器を設置する際のチェックポイント

SNSで人気のドイツ製食洗器。ドイツでは水道料金が高いためか食洗器の開発が一歩進んでおり、ドイツ製食洗器は世界でNo.1のシェアを占めています。その中から日本で人気を博している食洗器メーカーは、主に
・BOSCH（ボッシュ）※世界シェア1位
・Miele（ミーレ）
・AEG（アーエーゲー）
の3社。いずれも中が3階層にエリア分けされて大容量で、フロントオープンの扉も使いやすいと大人気です。

この3社の中からボッシュとミーレの食洗器は、設置サイズが日本の一部システムキッチンメーカーに適合するため、導入しやすいということで特に人気を集めています。
施工業者もこの2社の食洗器設置には比較的慣れており、全体的に大変なことは少ない印象です。

一方でAEGなどその他メーカーの食洗器を採用する場合、または海外製食洗器のサイズに対応していないシステムキッチンを採用する場合には、注意が必要です。

システムキッチンメーカーに特別注文をしたり、食洗器以外のコンロやシンクも個々に購入して造作キッチンをつくったりと“オーダーメイド”のキッチンになるため、工数的にも金銭的にも、大変だと感じる場面が出てくる可能性があります。

どんな理由で大きな海外製の食洗器を採用したいのかをよく検討してみると、もしかしたら国内メーカーの食洗器の方が良いという意見も出てくるかもしれませんよ。

POINT2：乾太くんの設置で気を付けるポイントは？

部屋干し派の強い味方として大人気の衣類乾燥機、リンナイの「乾太くん」。ガス式乾燥機のため、電気式よりも乾燥時間が短い（約1/3に短縮）ことが、共働き世帯のニーズと合致して人気を博しています。

この乾太くんを新しい家に設置する際には、
・その土地でガスを使用する場合の手段を確認する
・エアコン同様、外壁に穴を開ける必要があるため、設計時に計画しておく
・設置する部屋、スペースをあらかじめ決定しておく
という3点に気を付けてください。

乾太くんはオール電化の家庭でも、ガスの供給源さえ確保できれば使用できます。都市ガスが整備されている土地では都市ガスを、整備されていない土地ではプロパンガスを契約するのが一般的です。

都市ガスとプロパンガスでは使用料金に差があり、乾太くんのみにガスを使用した場合には、都市ガスよりもプロパンガスの方が約1.5倍高くなると言われています。

家づくりの最初に行う「資金計画」の際には乾太くんの商品代のほかに、ガス関連の工事費用や契約費用、ランニングコストも計算するため、「新築するなら乾太くんを使いたい」とお考えの場合は、早い段階で住宅会社に伝えておくと安心です。

また、乾太くんには電気式乾燥機と違い、排気ダクトを通すための穴を壁に開ける必要があります。
新築工事の際に穴を開ける場合には、住宅会社が関わるため気密性などの施工精度を保つことができますが、引き渡し後に設置業者が訪問して外壁に穴を開ける場合には、担当の方の知識が不足している可能性も。

その場合、柱などの構造体に傷を付けてしまったり、気密性を大きく損なったりする可能性があるため、業者選びには慎重になる必要があります。

また乾太くんに限らず、乾燥機を洗濯機と別に設置することで洗面脱衣所のレイアウトが制限されがちなことも気を付けるポイントです。

一般的に洗面脱衣所は2畳でつくられることが多いのですが、そこにエアコンも設置する……ともなれば、レイアウトはさらに難しくなります。

部屋干しをしてエアコンで乾燥させる手段も視野に入れた上で、乾太くんなど乾燥機の導入は慎重に計画したいですね。

POINT3：浮かせる家電収納は買い替えに注意

メンテナンスの楽さやお洒落さで人気の浮かせる（壁付けの）家電収納は、新築時の計画に入れておくとさらに見た目がスッキリしてお洒落になります。

その際に注意したいのは、家電収納のスペースを「別の製品に買い替えた後にも使えるようにしておく」ことです。例えば、

・コードレス掃除機の充電ホルダー用コンセント
ダイソンなど充電器とホルダーが一体型になっているタイプは、ホルダーを壁付けにして高い位置にコンセントをつけるのが主流ですが、通常の低い位置にコンセントがあっても問題ありません。後々のことを考えて、他の家電にも流用できるよう低い位置につけておくと便利です。

・壁掛けテレビの壁掛け金具
テレビは重量のある家電なので、頑丈な壁掛け金具を別途購入する必要があります。この壁掛け金具を機種専用品・メーカー専用品にしてしまうと、買い替え後に用途がなくなってしまう可能性が。そのため、サードパーティー製のコスパの良い壁掛け金具がおすすめです。

といった具合に、「今から数年後まで」ではなく、「今からの人生」をベースにして計画を立てることが大切なのです。

ひかわ工務店でも家づくり界隈で人気の家電情報をチェックし、プロの目線でメリットもデメリットも検討してお打合せに臨んでいます。

ひかわ工務店の家づくりがちょっと気になるな……と思ってきた方は、ぜひ一度モデルハウスをご見学くださいね！詳細は下記からチェックしてみてください。