デザインコラム
【コラム】趣味の空間やワークスペースはどこに作る?1畳でも作る価値はある?
家づくりコラム
こんにちは、山梨県甲斐市のひかわ工務店です。
広さに関わらず“自分専用の空間”があるとないとでは気の持ちようも変わるもので、家を建てるなら趣味部屋やワークスペースが欲しい!という方も多いと思います。
今回は、
・趣味部屋やワークスペースを作るならどこ?
・1畳からでも作れる?
といったポイントを解説していきますので、家づくりを考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね!
POINT1:趣味部屋やワークスペースを作ると、家が狭くなる?どこに作ると良い?
建物の広さやその他の部分の間取りにもよりますが、趣味部屋でなく趣味スペース、ワークスペースであれば小さな空間なので、間取りに影響が出にくくなります。
ただし、部屋ではなく“スペース”と呼べるような開放的な空間として設けた場合は、趣味を楽しむというよりも作業をする場所になりがちです。
集中してプラモデルを作るなど没頭したい場合や、家族みんなではなく自分だけが使える個室が欲しいのであれば、趣味部屋として二階にひと部屋設けることをおすすめします。
逆に言えばワークスペースとして一階にカウンター等を設けると、家族の誰でも使うことができる便利なマルチスペースになります。
都度片付ける必要はありますが、お子さんが勉強をしたり、大人がちょっとした書き物をしたりするにはぴったりですね。
豆知識:勉強・仕事のためのワークスペース、配置の注意点
勉強や仕事のために机に向かう際、人(特に感覚の鋭い子どもたち)は背後に広い空間があると集中しにくいと言われています。
背後という死角から人が見ているかもという不快感や、見えないところで何が起きているのか分からない不安などが集中力を削いでしまうのです。
また顔と壁が近いほど圧迫感が増して閉じ込められている感覚が強くなるため、学習机よりも奥行のないカウンターであれば余計にストレスを感じることは想像できますよね。
短時間の学習や作業であれば平気かもしれませんが、2時間を超えるくらいの本腰を入れた勉強・仕事をするためのスペースを作るなら、カウンターの位置は部屋全体を見渡せるように設計するのがおすすめです。
あるいは、ダイニングテーブルでの学習や作業もOKという場合は、机上のものをぱっと片付けるためのカウンターや収納、チェスト、ワゴンなどを近くに設置するのも良いですね。
片付けることがお子様の切り替えスイッチになるかもしれません。
POINT2:これといった用途がなくてもカウンターをつけておくと便利?
あればあるほど便利な気がするカウンターですが、特に用途もなく設けるのはあまりおすすめできません。
というのも、スペースがあれば物を置きたくなるのが人間の性というもので、用途のないカウンターがあったらなんとなく鞄を置いてしまったり、ポストから回収した郵便物を置いてしまったりしてお部屋が“ごちゃついた”印象になってしまうのです。
後で片付ける予定の“一時置き場”が欲しいのでれば、作り付けのカウンターよりも動かせる収納の方が使い勝手がよく、不要になった際の処分も簡単です。
POINT3:1畳でも趣味部屋をつくる意味ってある?
3畳や4畳の趣味部屋を確保することは難しくても、1畳分なら何とか……!と思う方は多いですよね。
ひかわ工務店的には、1畳分でも十分に趣味部屋として活用できると思います!
机と、背もたれのない椅子を置いて、コンセントがあり、自分の物を自由に置ける。それだけでも満足度は高いですし、自分の空間が欲しかったという後悔の種を1畳のスペースで解消できるのは大きなメリットですよね。
ただし1畳の空間にはエアコンをつけられないため、扉をつけず空気が常に入れ替わるようにしておくことをおすすめします。
防音をしたい等の理由で扉をつける場合は、使っていない間に扉を開放できるよう、出入り口付近のレイアウトに気を付けて間取りを作りたいですね。
ひかわ工務店のワークスペース事例
① 吹き抜け横のワークスペース
吹き抜けに面したランドリースペースの窓側に設置された、明るいワークスペース。ミシン仕事ができるように卓上コンセントを備え、家族の声も耳に入りつつ、雄大な景色を眺めながら作業することができます。
②一階ユーティリティースペース
LDKの奥にある、個室の要素が強いユーティリティースペース。お子様が小さいうちはランドセルや教科書を置いたり、宿題をしたりする予定です。
背面の大きな本棚にいろいろな本を置いておくことで、お子様が自発的に本を手に取ることができるようになっています。
③ キッチン奥のワークスペース
奥様がキッチンに立つことが多いため、奥様用のワークスペースをキッチンの奥にセッティング。
回遊キッチンなのでワークスペースへのアクセスも良く、冷蔵庫のそばにあるためお買い物してきた荷物の一時置きにも便利です。
④ まだ導入事例はないが、ラウンジスペースもおすすめ
上のパース画像のような、ラウンジ感のあるユーティリティースペースもおすすめです。
一階に設ける想定のため、どんな家にも作れるわけではないのですが、座っていると巣篭もり感があり、少し立ち上がると部屋を見渡せる安心感もある心地よい空間になります。
趣味部屋としても、皆が思い思いに使う場所としても使えそうですよね!
趣味部屋やワークスペースのような「なくても暮らせそうだけどあったら嬉しいもの」こそ、注文住宅の醍醐味。
家族の暮らしやすさやお洒落なデザインを損なわずに、自分用のスペースを作りたい!という方は、ぜひひかわ工務店にご相談くださいね。
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