対談コラム
【子育てコラム】家づくりをするなら子どもが生まれる前?生まれてから?
子育てコラム
こんにちは、山梨県甲斐市のひかわ工務店です。
家づくりを検討中の皆さんの中には「今はまだ予定がないけれど、子どもが生まれてから家づくりをするべきだろうか?」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
実際に家を建てた方の多くが子どものいる子育て家庭ですが、まだ子どものいない二人暮らしの方が注文住宅を建てるケースも増えています。
今回はそれぞれのメリットとデメリットをご紹介しますので、ご自分の考えと照らし合わせながら読んでみてくださいね!
(※今回ご紹介する内容は、一般的な家づくりを想定しています。ひかわ工務店と関連づけたメリット・デメリットではないためご注意ください)
生まれる前の家づくりのメリット
① 自分たちが好きなデザインを実現しやすい
産後の女性に多いお悩みのひとつが「毎日子ども向けのコンテンツにばかり触れているため、産前に何が好きだったか忘れてしまう」というもの。
子育ての世界へ飛び込む前であればその心配がないので、良い意味で自分本位なデザインを楽しむことができますね。
② まだ見ぬ子どもに対して適度な計画で家づくりができる
多くの方にとって、まだ生まれてもいない我が子の部屋や遊びスペースを充実させることはあまり重要ではありません。それよりも子どもが巣立ったあとの生活に近い二人暮らしをベースに計画できるので、過剰に子どもファーストになりすぎない、適度なプランをつくることができます。
③ 打ち合わせがスピーディーに
子どもが生まれてからしばらくの間は、人との待ち合わせが難しくなります。とても書ききれませんが、急な発熱などは可愛いもので、さまざまな不測の事態が起こるもの……。
たとえ待ち合わせ時間に間に合ったとしても、その10分後には状況が一変している可能性もあるので、しっかり話し合いをする必要のある「家づくりの打ち合わせ」は特に約束しづらくなってしまうのです。
(※住宅会社側でもキッズコーナーやおもちゃなどの用意はしますが、お客様側の心理では約束しづらくなってしまう)
大人だけで暮らしている場合は待ち合わせに頭を悩ませる必要がないため、話し合いをスムーズに進めることができますね。
④ 家づくりに使える予算が多め(デメリットにもなる)
ご夫婦二人で暮らしていて特に共働きの場合には、家づくりを始めるころには月々の生活に少し余裕があるという状態の方が多いように思います。
ライフプランニングや資金計画はきちんと行った上で、子どもの誕生より先に家を建てておくことで、その後の生活水準をあらかじめ決めておくことができるのがメリットです。
実際に子どものいる生活が始まると、生活水準の見直しが難しくなるもの。先に大きな買い物(家づくり)を済ませて、先々に不安を持たない暮らし方までプランニングできて安心です。
⑤ 最高の環境で子育てをスタートできる
ひかわ工務店的には、これが一番のメリットです。快適な住環境は子どもの健康だけでなく、家族の精神的な健康も守ってくれます。ママ・パパが心穏やかに過ごせると、子どもものびのび育つもの。広々とした住みやすい家に住むこと自体が、子育ての心強いパートナーになります。
生まれる前の家づくりのデメリット
① 後から動線や収納に不足感を覚えることもある
子どもが生まれてからは家事が増えるだけでなく、家事に割ける時間が減ってますます大変と感じるようになります。ママとパパが入れかわり立ちかわりで家事を行うご家庭も多いので、アクセスしやすいスムーズな動線にしておけば良かったと感じることも。
また数々のおもちゃやおむつの買い置きなど、とにかく物が増えて収納が足りなくなるのも“子どものいる生活あるある”です。実際に生まれてみないと分からないことばかりなので、デメリットというより“皆が通る道”といった表現の方が近いかもしれません。
(※ひかわ工務店的には、お子様が小さい数年間のあいだなら、普段は家が散らかっていても問題ないと思います!片付けたいと思った時に片付けられればOK!)
② 家づくりに予算を使いすぎる(メリットにもなる)
メリットの段落でもご紹介したように、子どもが生まれたあとの暮らし方や生活水準をあらかじめ設定できるというメリットがある一方で、それには住宅会社が意図を理解している必要があります。
しっかり予算管理をして使い過ぎを防いでくれるような、誠実な家づくりパートナーを選ぶことが重要です!
生まれてからの家づくりのメリット
① 子どもがいる生活に必要な動線や収納量を把握している
生まれる前のデメリットとは逆に、子どもと一緒に生活していて便利な動線や、適切な収納量を理解しやすいので、家づくりに反映しやすいのがメリットです。
② 子どもの趣向を反映したり、子ども部屋の数を絞ったりできる
子どもがある程度大きければ自分の部屋を好きなようにカスタマイズさせてあげることもできますし、子どもが一人でそれ以降計画がないということなら子供部屋をひと部屋に絞ることで趣味部屋を設けたり、吹き抜けを設けたりすることもできます。
③ 家づくりの記憶と子どもの成長の思い出がリンクする
珍しい体験をした時の記憶というのは、時が経っても色あせないものです。その渦中にいる時はなんでもないひとコマだった出来事も、後から家づくりを振り返って思い出すお子様の記憶はかけがえのないものになります。
桜が散る中ベビーカーを押して売り土地の下見に行ったり、打ち合わせを中断して慌てておむつを替えたり、待っている間に絵を描いてくれたり、その帰りには外食をしたり……。
家づくりという体験と結びついているからこそ、簡単に忘れることのない我が子との思い出になりますよ。
生まれてからの家づくりのデメリット
① ついつい子どもが過ごしやすい家にと考えてしまう
人により程度はありますが、多くの人が無意識に我が子を優先しがちになるもの。
間取りやデザインを子育て中の“今だけの生活”中心についつい考えてしまうので、注意が必要です。
② 打ち合わせのために事前準備が必要
大人だけであれば身一つでも行ける打ち合わせですが、子どもがいる場合は事前準備をしなくてはなりません。
子どもを預ける準備であったり、一緒に行く場合は直前に授乳するために前夜から授乳間隔を調整したり、暇つぶしになるものを用意したり、お弁当やおやつを用意したり……。
突発的な体調不良で打ち合わせ自体できなくなることも多々あるため、大人だけの時と比べると打ち合わせのスピード感は控えめになりがちです。
③ 月々の支払い額に漠然とした不安を覚えやすい
資金計画やライフプランニングを行って今後の生活の指針が見えても、子どものためにお金を貯めたいという気持ちから住宅ローンの返済額を重く感じてしまうこともあります。
実際に家が建ち、計画した通りの生活が始まれば段々と生活の仕方が分かって落ち着いていくのですが、今の家賃と比較した際のインパクトで家づくりに尻込みしてしまうという人も少なくありません。
経済的に無理がなくても、精神的に無理をした状態で家づくりを進めるのは健全ではありません。
納得して安心できるまで、ご家族や住宅会社の担当者とよく話し合ってみてくださいね。
どちらにもメリットがあるので焦らないで
子どもが生まれて人数も確定してから家づくりにかけられる予算を計算するのも、生まれる前に全て計画しておいてそれをベースに暮らしていくのも、どちらも堅実だと思います。
どちらにしても、特に土地探しから始めるという方は「建てたい」と思った時にすぐ建てられるわけではありません。
こうして家づくりの情報収集をしてみたり、周囲の経験者の話を聞いてみたりしながら気になる土地・住宅会社が見つかるようにアンテナを張っておくのがおすすめです!
本格的に家づくりを始める際にはぜひ、ひかわ工務店のことも思い出してくださいね♪
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