デザインコラム
【コラム】ガレージ設計のポイント3選+α!
家づくりコラム
こんにちは、山梨県甲斐市のひかわ工務店です。
注文住宅を建てたい理由は人それぞれですが、車好きな人にとっては「ガレージが欲しい!」という思いが家づくりを始める大きなきっかけになる場合もありますよね。
実はコロナ禍で運転免許の取得数や自動車の販売台数が増え、ドライブや洗車、メンテナンスが新たな趣味になったという人も少なくないそうです。
今回は注文住宅で「ガレージ」をつくる際の設計ポイントをご紹介しますので、昔から車が趣味だという人も、最近ハマりだしたという人もぜひ参考にしていってくださいね!
POINT1:目的に応じた大きさ&広さを見極める
ひと口にガレージと言っても、求める目的はさまざま。
・盗難やいたずらの被害に遭うリスクを減らしたい
・黄砂などの汚れから守りたい
・自分で洗車やメンテナンスをしたい
など、ガレージの使用目的によって必要な大きさ・広さも変わってきます。
保管だけが目的であれば1台分の大きさで足りますが、作業を伴う目的があるのならプラスで作業スペースや道具を置くスペース、作業中の出入りを楽にするためのドアなども必要です。
また、意外と見落としがちで注意したいのが天井の高さ。今はそんなに大きくない車に乗っていたとしても、将来は車高が高い車に乗り換えているかもしれません。
天井高に関しては“大は小を兼ねる”と考えて高めに設計できると安心ですね。
POINT2:壁の素材は法律を守った上でこだわりを
ガレージは法律上で「建築物」の扱いになるため、法令に従って天井と壁に不燃材料や準不燃材料を使う必要があります。
不燃クロス(壁紙)を使っておしゃれな空間に仕上げたり、柱を利用して棚を作ったり、壁面の印象と使い勝手にこだわるとガレージの満足度も高まりますよ。
POINT3:コンセント計画も入念に
ガレージの中で作業に使う道具のためのコンセントももちろん必要なのですが、それ以外の目的でコンセントが必要になることはないかな?とこれからの暮らしを想像してみることも大切です。
例えば……
・庭でBBQをする時に音楽スピーカーや小型冷蔵庫を使う
・子どもたちをビニールプールで遊ばせている間にスマホを充電する
・DIYで電動ドライバーを使う
などガレージの近くでコンセントを使う目的があれば、外に近い位置にコンセントがひとつでもあると非常に便利ですよ。
POINT+α:皆はつける?つけない?
シャッター
愛車を盗難などから守るシャッターは、ほとんどの方が採用しています。毎回の開け閉めが面倒そう……と思う方には、ご予算が合えば電動シャッターがおすすめです。
シャッターに関しては手動にするか電動にするか、金属らしいかっこいいデザインにするか優しい木目風にするか、といった点で悩む方が多い印象ですね。
手洗い器
サッと手や部品を洗える手洗い器、スロップシンクなどはあると便利ですが、外構の立水栓を利用するという人も多い印象です。
その際はガレージと立水栓の位置関係もしっかり考えておきたいですね。
ただし
・立水栓にはホースを繋いであって手を洗うのが面倒
・立水栓で手を洗っても拭くタオルを掛ける場所がない
といった声もあり、立水栓と手洗い器は使い勝手がだいぶ違うということは覚えておきたいポイントです。
ガレージつきの家を見かけると、思わず「おっ、かっこいいな」と視線を奪われてしまいますよね。
せっかくの注文住宅ですから、ガレージにも存分にこだわってみてください♪
使い始めてからDIYでのカスタマイズも楽しめるように、予算のバランスを取りながら上手にガレージ計画を立てていきましょう!
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