【コラム】「コンクリートでここまでおしゃれ！駐車スペース3選」

2022.05.19家づくりコラム

こんにちは、山梨県甲斐市のひかわ工務店です。

今回は、「おしゃれな駐車スペースづくり」についてのお話しです。
外構のなかでも駐車スペースは、外壁や建物のデザインとともに「おうちの顔」ともいえる部分です。
おしゃれに駐車スペースを仕上げたい方へ、ひかわ工務店の家のなかから、おすすめしたいデザインを3か所、厳選しました。
外構についてはこちらをチェック！
▶「【超入門！ざっくり家づくり講座】＃24「外構って何？家づくりと同時に計画した方がいいの？」」

■駐車場は何台分作ればいいの？■

家族構成や生活スタイルによって異なりますが、一般的に、駐車スペースは３台分取るのが理想だと言われています（夫婦＋子どものご家族３～４人の場合）。

1台目はメインで利用している車。
2台目は奥様（配偶者）の車や通勤用の車。
3台目は持っていなくても、来客用や将来子どもが車を持つようになったときに備えて、空けておくのが理想です。

■駐車場の素材はどんなものがあるの？■

素材はおもに、コンクリート、砂利、アスファルト、タイル、ブロックなどがあります。
駐車場や外構で一時期よく見かけた素材「枕木」は、シロアリがつきやすく腐食の心配があるため、近年では採用しない家が増えてきました。
砂利はもっとも安価な上、防犯にもなり、DIYでも手軽に施工できるため、よく見かける素材です。
しかし、車が出入りするたびに砂利が地面に沈み込んでしまったり、道路へ飛び散ってしまったりというデメリットがあります。
メンテナンスやご近所付き合いの点でもマイナス面が大きいため、砂利の使用は少なめに押さえるのがベターです。
コンクリートは施工がしやすく、強度があり耐久性も高く、メンテナンスしやすい点で人気があります。
スペースの広さや舗装方法によって費用は変わりますが、耐久性などさまざまな面を考慮し、ひかわ工務店の家では、ほとんどの家でコンクリートを採用しています。
ただコンクリートを敷くだけでは、せっかくのおしゃれなデザインのおうちとバランスが取れません。特徴的な建物になじむよう、敷き方にも個性を持たせています。
次は、ひかわ工務店の家の駐車スペースをご紹介します。

①おしゃれなデザインの家にしっくりなじむ駐車スペース

甲斐市にある、ひかわ工務店モデルハウスの駐車スペースです。

乗用車２台と軽自動車1台を駐車できます。
コンクリートをタイル状に形成して、目地の部分に防草シートを敷き、その上に化粧砂利を敷いています。
クールな灰色とさわやかなグリーン、そしてアクセント色のバランスを、おうちのイメージに合わせてデザインするとおしゃれに決まります！

②玉砂利と芝生でつくる、コントラストが美しい駐車スペース

お庭の芝生部分が広く取られ、建物とのコントラストが美しく映えています。
駐車スペースは1台分ずつ仕切ったデザイン。目地にはコンクリートと同じ色の砂利を敷いています。
ダークグレーの落ち着いた外観のお家なので、砂利も華やかなアクセント色は避け、灰色に合わせシックに決めました！
駐車スペースが広くお庭に面しているので、お庭でバーベキューやおうちキャンプをしたり、川遊びから帰ってきた荷物を下ろしたりする時にとっても便利です。
また、テラススペースと近づける事で、駐車時にはテラスの目隠しにもなります。

③駐車台数を限定しない、アシンメトリーな敷き方

コンクリートを車幅で区切らず、駐車可能な台数に合わせない、あえてずらしたデザイン。
直線で仕切られているので、すっきりしたデザインの住宅にしっくりとなじみます。
家のデザインによっては、コンクリートの角を丸くするなどスタイルを変えると、可愛らしい印象になりますよ。

■駐車場のコンクリートのメンテナンス・掃除方法■

最後に、駐車場の掃除方法をご紹介します。
タイヤ痕や苔、鳥の落し物、雨だれのあとなどは、水洗い（ブラシ等でのこすり洗い）でお掃除できますが、落ちない場合は洗剤を使用するのも◎。
水に濡らして磨くだけで、コンクリートやタイルのくすみ汚れがすっきり落ちる便利なグッズも発売されています。こういったアイテムを揃えるのもおすすめです！
高圧洗浄機を使うと、落ちにくい汚れも簡単に落ちますが、コンクリートを痛めてしまうので、頻繁に使いすぎないよう気をつけてくださいね。
ひとりだと時間がかかり、ちょっと大変な駐車場掃除ですが、お子様とレジャーやイベントの感覚で取り組むと、楽しく済ませることができますよ。
ぜひ一度、モデルハウス見学においでください！