デザインコラム
【季節コラム】ひかわ工務店の家、梅雨の湿気対策
家づくりコラム
こんにちは、山梨県甲斐市のひかわ工務店です。
今回は、梅雨時のイヤ〜な湿気対策についてお話しします。
ひかわ工務店の家は、内気と外気の水蒸気の出入りを極限まで抑える気密性能が特徴です。
一般的な住宅では壁を介して水蒸気が出入りしてしまいます。新築の場合には、湿気対策は設計計画の時点で始まっています。
水蒸気の出入りを抑制することで、梅雨寒の日や、ジメジメとした暑さの日でもおうちのなかは快適です!
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□温湿度計で測り、高いときにはエアコンで除湿
まずは、ひかわ工務店の家の湿気対策をご紹介します。
ひかわ工務店では、壁の中に耐候ポリエチレンでできた「防湿気密シート」を貼り付けています。一般的なものよりも厚く大きくできていて、防湿・気密の効果を高めます。
これによって、室内に入ってくる水蒸気(湿気)を押さえ、梅雨時もエアコンを弱運転させるだけで除湿できるのです。
梅雨期や夏は24時間換気により室内に多量の水蒸気が入ってきます。また、生活する中でも水蒸気が発生しますので、それ以外の原因の水蒸気の流入は可能な限り抑えなければいけません。
入ってくる水蒸気を極力抑えた上で、エアコンで除湿します。
エアコンの除湿力は、弱運転でも一般的な家庭用除湿機の6倍~10倍の能力を持っています。
ひかわ工務店の家では、湿気の籠りやすいクローゼットやごみ置き場、靴箱などの中に24時間換気の排気口が設置されているため、そのような場所でもつねに空気が動いているので湿気が籠らず、結露やカビの発生を抑えられます。
□排気口を塞いでいないかチェック
前述したクローゼットなどの内部に配置されている排気口は、つねに解放されていることが大切です。
布団などで塞がないように注意が必要で、スノコやラックなどを利用して、布団や衣類や収納物を排気口から数センチ浮かす形で収納し、排気口がつねに解放され、スムーズに空気を吸える状態を維持してください。
□クローゼットや納戸に入れたものをこまめに動かす
一般的な住宅では、湿気は壁を介して出入りします。
外壁は湿気の出入り口になっているので、外壁面に面した収納空間は、とくに湿気に注意が必要です。
外壁に面した押入れやクローゼットに、本や布団などをそのまま収納してしまうと、湿気が発生しやすくカビの原因になります。
ひかわ工務店の家では、壁を介しての湿気の出入りは、断熱材の内側にぴったりと張り巡らせた防湿ビニールシートでシャットアウトするので、外部からの湿気の心配はいりませんが、内部の湿気が集中しないような工夫や収納方法の工夫をおすすめしています。
本はプラスチックのケースに収納。
布団や毛布・衣類などもプラスチックのケースや収納袋などに入れ、スノコなどを使って床や壁面(とくに外壁)から離して収納します。
また、長期で使わないものには防湿剤を入れておきます。
梅雨入りと梅雨明け、そして夏場過ぎ、収納空間に入れたものを動かして通気を良くし、湿気のこもった空気を外へ出しましょう。
この対策は、ひかわ工務店の家以外の住宅にも応用できますので、ぜひ、試してみてください。
□お風呂から出たら、お湯を抜く
梅雨の時期は、おうちの中に湿気をためないため、(家族が全員入り終わったら)お風呂のお湯を抜いておきます。
洗濯や植木などの水やりのために翌日までお湯を溜めておく場合は、お風呂の蓋(ふた)を必ずしめておきましょう。
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