デザインコラム
【デザインコラム】おしゃれな外壁どうつくる?/後編
デザインコラム
こんにちは、山梨県甲斐市のひかわ工務店です。
前回に引き続き、おしゃれな外壁についてお話しします。
【デザインコラム】おしゃれな外壁どうつくる?/前編
▼ひかわ工務店が窯業系サイディングを使わない理由
窯業系(ようぎょうけい)サイディングは、その性能や模様により価格帯が幅広いのですが、一般的に普及しているものは価格を抑えた製品で、一般の新築住宅では7割くらいは外壁の仕上げに窯業系サイディングを使っていると思います。
ひかわ工務店で窯業系サイディングをおすすめしていない理由は、表面の劣化が早いということと、継ぎ目に多くのコーキングをほどこす必要があり、そのコーキングが紫外線に弱く劣化しやすいので、防水性能が落ちてしまうからです。コーキング部分から雨水が侵入し窯業系サイディングの木口や裏面に水が回るとサイディング材自体も劣化しやすくなってしまいます。
窯業系サイディングは柄の豊富さが利点ですが、表面がだめになった時、貼り替えには高い金額が必要になるので、だいたい上から色を塗ることになります。今までレンガ風でステキな外壁だったのが、一色ですべて塗ってしまえばまったく違う雰囲気の家になってしまいます。
ひかわ工務店はメンテナンスや将来のことまで想定して、ガルバリウム鋼板や塗り壁の色を決め、その上でおしゃれに見えるにはどうしたらいいかを考えています。
▼ひかわ工務店は基礎部分の幅木までおしゃれ
以前の完成見学会で「外壁の基礎の「幅木」に塗料が塗ってあるんですね!」と気づいてくださったお客様がいらっしゃり、とてもうれしかったです。
一般的に、コンクリートの基礎の外側には5ミリくらい、保護のモルタルを塗ります。だいたいそれで終わっている家がほとんどです。
コンクリートに柄をつけているところもありますが、ひかわ工務店では、保護のモルタルを塗ったあとさらにその外側に専用の保護塗料を塗っています。
なぜかというと、セメントとかコンクリートというのはどうしてもヘアクラックという細いひびが入ってしまうから。それを完全に防止はできませんが、塗料で膜を張らせたほうが弾力性も加わるので、クラックが入りづらいのと、入っても目立たないのです。
保護塗料には弾力性があるのでヘアクラックからの雨水の侵入の防止にも役立ちます。
クラックから水が入りにくい点に加え、汚れも落としやすくなります。この作業には金額もかかりますが、やるとやらないのとでは全然違います。それに写真を見ていただくとおわかりのように、デザイン的にもおしゃれになります。
ひかわ工務店はデザイン性の高い、北欧シンプルモダンの家を造っているので、やはりそうした細かい部分にもこだわっていたいと思うのです。
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