【コラム】高気密・高断熱の家でエアコンを上手に使って、冬を快適に過ごすポイント(前編)

家づくりコラム

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こんにちは、山梨県甲斐市のひかわ工務店です。

ひかわ工務店の家は1年を通して、少しのエアコン稼働でずっと変わらない室温をキープできる高性能住宅です。
今回は、冬を快適に過ごすポイントを3回にわたってお話します。

間取りやエアコンの設置場所や台数によって、最適な暮らし方に違いがあるため、今回は、ひかわ工務店がおすすめする間取り(※1)やエアコン設置条件(※1)を前提に説明します。

(※1)「おすすめする間取り」とは、LDKの上に吹抜けがあり、2階に吹抜けと繋がった共用スペース(洗濯物を干すスペースとして利用)がある間取りで、各所にエアコンが設置されているという条件です。

■まずヒートショックをなくす!■

冬にエアコンを稼働させる優先順位は、
① 脱衣所
② 2階の共用スペース
② その他の場所

となります。

ひかわ工務店が建てる家は「命を守る家」「健康寿命を延ばす家」です。
それには、身体への負担を減らす、つまり、家じゅうの寒暖差がないのが第一。

冬場、家の中で命の危険にさらされるのは――そう、脱衣所とお風呂
ヒートショック事故が一番多い場所ですから、そこをエアコンで暖かくし寒暖差をなくすことをまず優先していただきたいです。
ヒートショックを防ぐだけではなく、脱衣所とお風呂が暖かいと湯気や結露が発生しづらく、カビも防止できお手入れ楽々のお風呂場となります。

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ひかわ工務店では脱衣所に必ずエアコンをつけています。脱衣所のエアコンでそこを一番暖かくし、その余波でリビングまで暖かくなるように設計します。冬場は脱衣所のエアコン一台をまわしてもらえば、一階全体がほぼ暖かくなるのでみなさんびっくりされています。

暖かい空気は2階にいくので、2階に共用スペースがある場合はそこにつけたもう一台のエアコンで暖めておきましょう。そうすれば1階の温かい空気は上に行きづらくなって、省エネになります。吹抜けには必ずシーリングファンを設置し、程よく空気を攪拌します。
設置場所にもよりますが、1台のエアコンで広い範囲を暖房するより、離れた場所にある2台を稼働させた方が早く効率的に目標温度に到達するので、結果的に電気代を抑えられるのです。

暖かい空気は軽く動きやすいので夏ほど空気の動きを気にする必要はありません。シーリングファンだけ回しておけば、エアコンをつけていない部屋まで、ある程度暖まります。

空気が動く環境であることが大事なので、ドアを閉めていたらうまくいきません。ひかわ工務店の家のように、できる限り仕切りをなくして空気が一体になる工夫が重要です。

お話は次回に続きます。お楽しみに。


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