【お洒落に暮らす】デザインコラム#20「海外に倣う『本当に良いデザイン』とは?家づくりにおけるデザインの在り方」

デザインコラム

リビング 本当に良いデザイン

こんにちは、山梨県甲斐市のひかわ工務店です。
これまでにもお伝えしてきた、ひかわ工務店のデザイン力
今回はそのデザイン力の高さをより深く知っていただくために「良いデザインとは何なのか?」というテーマをひも解いていきたいと思います!

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日本と海外で価値観が食い違う「良いデザイン」

皆さんが「デザインの良い家」を想像する時、きっと多くの方が“見た目がおしゃれかどうか”を第一に考えるのではないかと思います。

実は海外では古くから、見た目だけ良くて機能が伴わないものを「良いデザイン」とは呼びません。
チェアの最高傑作と評されたセブンチェアを生み出したヤコブセン、美しさと唯一無二の性能をiPhoneというガジェットに追求しつづけたジョブズ然り、本物のデザインを知る人たちは「機能美」を重視してきました。

使いやすさ美しさ、どちらも同様に高いレベルで揃ったものだけが「良いデザイン」という評価を受けることができるということです。

日本では戦後の厳しい時代を乗り切った過去からか「庶民は慎ましく」という思想が根付き、この機能美の概念はあまり浸透しなかったようで、見た目が良いだけで「デザインが良い」と判断されてしまいがちです。
デザインのために機能を捨てる、機能のためにデザインを捨てる、なんて言い回しも聞き覚えがありますよね。

これから家を建てる皆さんは、おそらく「機能美」の概念に世間が移ろうのを体感している世代の方たちではないでしょうか。
この先の時代では、一般人の審美眼がより研ぎ澄まされていき「本当に良いデザイン」を知る人が多数派になっていきます。
その時、機能性の高さを兼ね備えたおしゃれな家に住んでいたらいいな……と思いませんか?

家づくりは自分らしい「良いデザイン」にこだわるチャンス!プロの腕を最大限に活用して

家電のお買い物をする際には、既存の商品に対して「自分にとって使いやすい機能性か」「見た目が好みか」などを検討して決定すると思いますが、家づくりとなると勝手が違います。

家は使用頻度が高く使用期間も長い、買い替えは難しく、ほとんどの人にとって初めての選択である、などの要素が絡み、自分の中に“適正なものさし”が無い状態で吟味しなくてはならないのです。

例えば、何気なく立ち寄ったワークショップで「それでは一緒に日本画を描いてみましょう!」と言われても、独特な画材に戸惑いながらなんとか形にするのが精いっぱいだと思います。

それと同じように、自分の知識だけで家づくりをしようとしてもなんとか形にするのが精いっぱいで、自分で見ても「良いデザインか……?」と疑問に思う仕上がりになってしまうのです。

だからこそ家づくりには、最初から最後まで一貫して支え続けられるプロのパートナーが必要になります。
その人を頼りにできると信じることができたなら、とことんその腕を頼って、自分らしい「良いデザイン」を追求してください!

デザインが売りの住宅は“機能美”なのか、それとも?

これまでのお話を鑑みると、デザインが売りの住宅は“高い機能性を兼ね備えたおしゃれな家”であるのが本当の姿です。しかし、日本の風習から考えると「デザインが売り=見た目だけは良い。他は……」と売る側も買う側も思っているケースが少なからずあります。

機能美も含めた良いデザインの家をつくるには、やはりコストがかかります。難しい仕上げをするなら職人さんの人件費が増えますし、良い素材を使えばそれだけ材料費も高くなります。
それをいかに手の届く範囲に収めていくかが、住宅会社の頑張りどころなのです。

例えば、窓枠をなくしてクロス(壁紙)を巻き込んで仕上げる場合。普通の壁と同様に石膏ボードに壁紙を張って仕上げてもしばらくは美しい状態に満足できますが、1,2年も経てば重たい窓サッシの開閉時の衝撃で壁紙が割れるなど劣化してしまうこともあります。

ひかわ工務店ではこれを機能性を持たせたデザインにするために、窓枠をなくした部分に石膏ボードではなく強度の高いMクロスという板を使い、その上にクロス(壁紙)を張って耐久性を上げ、美しいデザインが長続きするようにします。

窓の下部に関しては掃き掃除ができるように窓枠を入れますが、一般的な厚み21mmのズッシリとした板ではなく、表に出る部分がわずか6mmしかないシャープな窓枠を採用することで機能性と意匠性を両立させています。

ここでポイントとなるのが、この機能的な良いデザインの仕上げを、どこに使うかということです。
家中の全ての窓に同じ仕上げをするよりも、リビングなどのよく見える部分にだけピンポイントに使って、逆に寝室やクローゼットなど人目の気にならない場所では窓枠を使用すれば、コストの高騰を抑えられますよね。

機能と美しさ、そしてコストとのバランスも崩さないよう保つことが、私たちプロの役目です。
デザインを売りにしている住宅会社を比較する際には、同じ“見た目が良い”でも機能美を含んでいるのかどうか、それを含んだ上で納得できる金額かといったポイントを基準に見てみてくださいね。

ひかわ工務店のこだわりは“ヒアリングを徹底する”こと

過剰に機能性が高くても、それが最適解になるかどうかはその人しだい
例えばフラットなアイランドキッチンは回遊性があり見た目もスッキリしていて、機能美を感じさせる良いデザインですが、キッチンの手元を絶対に隠したい!という人にとっては良い提案にはなりません。

ひかわ工務店の場合はその「手元を隠したい理由」を深堀りし、例えば「洗い終わった食器を干しているのを見られたくない」のが理由ならシンクの下に置き場を設けたり、「片付けが苦手で絶対ごちゃつくから」という理由ならどうすれば心の負担なく片付けられるようになるか、収納計画や動線計画を一緒に考えたりしていきます。

使い方住み方まで考えて総合的に美しいものをつくるのがデザインであって、ただおしゃれにつくることがデザインではありません。
広い視野かつ長いスパンで見た時に、良いデザイン生活の中に溶け込み、人を助ける機能として働きます。それは例えば使い勝手であったり、動線であったり、耐久性であったりコストであったり、人により場所により条件が変わっていくものです。

ひかわ工務店では、一人ひとり、ご家族の皆さんの考え方やお好みをヒアリングして、これから家をもつその人にとって最適な「良いデザイン」をご提案することをお約束します!

気になった方はぜひ、モデルハウス等の見学にいらしてみてくださいね。

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