【超入門!ざっくり家づくり講座】#56「蓄電池ってすぐに必要?蓄電池のある暮らしや蓄電池のメリット・デメリットを紹介!」

家づくり講座

蓄電池 外観

こんにちは、山梨県甲斐市のひかわ工務店です。
あっという間に11月も後半に入り、また電気代が気になる季節になりましたね。
今年の始めには電気代の請求が信じられない金額になってしまい大きな話題になりましたが、それを機に「蓄電池」を検討し始めた人も多いのではないでしょうか?

ひかわ工務店で家を建てる場合は、太陽光パネルでつくった電気を貯めておく「蓄電池」の設置をおすすめしています。
このブログでは“蓄電池があるとどんな暮らしができるのか”というお話と、太陽光発電×蓄電池のメリット・デメリットもご紹介していきますので、ぜひ家づくりの参考にしてみてくださいね!

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前回の家づくり講座

【超入門!ざっくり家づくり講座】#55「吹き抜けのお手入れ!電球の交換や日常のお掃除は簡単にできる?」

これまでの家づくり講座

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POINT1:蓄電池のある暮らし方ってどんな感じ?

LDK ダイニング

これから蓄電池を設置するなら、太陽光パネルとの併用は必須です。
太陽光パネルで発電した電気を蓄電池に貯め、その電気を日没後にも使える暮らしができれば、そうでない暮らしとはかなり意識が変わってくると思います。

例えば「太陽光パネルはつけているけど蓄電池はない」という暮らしをしている場合は、電気代が高騰したことによって“太陽光発電をしている間に電気を消費して、日が沈んだらなるべく電気を使わない”という意識で動く人が多いはずです。

ざっくりとしたイメージでいうと、太陽光発電で作った電気を使うのは“無料”で、電線から送られてくる電気を使うと“課金”しているというような感覚でしょうか。

このため“課金”が発生しないうちに乾燥機を回そう、充電しておこう、料理を済ませておこうなど、人によって程度は違いますが大なり小なり“電気を使う時間に制約のある生活”をしていることと思います。

※太陽光発電した電気は自宅で使いきらなかった余剰分を電力会社に売電している人が多いので、無料というのはあくまでイメージに基づいた感覚です。発電した電気を使うこと=売電できる量が減ることとなりますが、そうした方が同じ量を買電するより安く済むという考え方ですね!

ダイニング キッチン ペンダントライト PH5 スケルトン階段

また太陽光発電を設置していない人や、賃貸住宅に住んでいる人の場合でも「寒いけど、エアコンをつけずに耐える」など“電気代のために我慢する”シーンは多いのではないでしょうか。

前置きが長くなってしまいましたが、蓄電池に太陽光発電の電気を貯めて使う暮らしができるようになると、そういった“制約”や“我慢”から解放される可能性が高くなります。

蓄電池の電気を使う分には、どの時間に電気を使っても電気代の負担は変わりませんし、それによって電気を使うことに対する“躊躇”もかなり減るはずです。

電気代を惜しんで冷暖房器具をONにするのを我慢することもなくなり、これまでより快適に過ごせるようにもなると思います。

買う電気の量が少なくなるだけで、毎日の体調や気分にも大きな変化が起きそうですよね。

POINT2:蓄電池があればどんな家でも電気代が安くなる?

リビング 吹き抜け スケルトン階段

蓄電池と太陽光発電を使った理想的な暮らし方は、電気を買わない暮らしです。
ひかわ工務店のオーナー様にも、買電量が0で電気代は基本料金などほぼベースの費用しか掛かっていない(さらに売電もできている)という方がいらっしゃいますが、そんな暮らし方ができるのは「蓄電池を有効活用できる家」で蓄電池を有効活用しているからだと言えます。

蓄電池を有効活用できる家とは?

電気代が顕著に安くなったと感じられるほど蓄電池を有効活用するには、まず蓄電池に貯めた電気だけで生活を回していけるような“省エネな家”であることが必要です。

気密性の高さ断熱性の高さ、できればそれに加えて換気性能の高さや、省エネになるよう工夫された換気計画まで揃っていると、少ないエネルギーで快適な空間を保ち続けることができるようになります。

気密性や断熱性といった性能があまり良くなく、エアコンがずっと“強運転”のままの家だったら、蓄電池に貯めた電気がすぐに底を尽きてしまいますよね。
省エネな家に関して詳しくはこちらの記事にて解説しているので、もっと知りたい方はこちらも併せて読んでみてください♪

参考記事

性能の良い省エネな家であれば、

昼間に太陽光で発電する→蓄電池に電気を貯める(蓄電池が満タンになったら余剰分は売電する)→次に太陽が昇るまで蓄電池の電気で生活する

という暮らしのサイクルを実現できます。

日没後に大量の電気を使ったり、太陽光発電や蓄電池の容量が少なかったりなど条件によっては理想的なサイクルとまではいかないかもしれませんが、蓄電池を有効活用することで家計にメリットがあることは間違いないと言えますね。

ダイニング LDK

POINT3:太陽光発電×蓄電池のメリット・デメリットまとめ!

メリット
天候が悪くて発電できない日でも、貯めておいた電気を使うことができる
電気代がかなり安くなる可能性を秘めている
停電時でも電気を使えるという安心感がある
・電気代への気がかりが減ることで、冷暖房を気軽に使えて健康的に暮らすことができる etc…

デメリット
・設置費用が数百万円と高いので、家の完成後には設置しづらい
・電気代が高騰しているので、太陽光発電と併用しない場合はあまりお得感を得られないかも
・蓄電池自体に寿命があるので、一定のサイクル(メーカーにより異なる)ごとに交換が必要になる etc…

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電気代が高騰してしまったこれからの時代は、太陽光発電×蓄電池を有効活用することで設置費用(イニシャルコスト)を売電によって回収し、さらにプラスにしていくのが賢い家づくりと言えるかもしれません。

人それぞれの暮らし方、人それぞれの価値観で家づくりをしますから無条件に蓄電池の設置をおすすめするわけはありませんが、これから家づくりを始める方にはぜひ一考していただきたいなと思います♪

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