デザインコラム
【どっち派?】家づくりの“2択”を比較してみよう|キッチン編①
家づくりコラム
こんにちは、山梨県甲斐市のひかわ工務店です。
注文住宅の家づくりでは選択肢が非常に多く、悩みに悩んだ末すっかり迷子になってしまった……という人も多いですよね。
今回は2択になりやすい選択肢について、両方を推す視点に立って解説してみました!
「自分の場合はどうだろう?」とご自身の好みや暮らし方と照らし合わせながら読んでみてくださいね。
今回は【キッチン編①】をお送りします♪
冷蔵庫を置く位置、キッチンの入り口?キッチンの奥?
キッチン入り口推しの意見
生活動線重視なら、冷蔵庫を置く位置はキッチン入り口がおすすめ!料理中はあまり気にならないけれど、リビングやダイニングからお茶を取りに行く時や、買ってきた物を冷蔵庫にしまう時などに“近い所にあって良かった”と感じると思います。
見た目は、いかにも冷蔵庫!というデザインのものだと生活感が目立つかも。引っ越しを機に冷蔵庫を買い替えるなら、おしゃれな冷蔵庫を選ぶことでキッチンの雰囲気に馴染みそう!
キッチン奥推しの意見
見た目の印象重視なら、冷蔵庫を置く位置はキッチンの奥がおすすめ!キッチンの隣にパントリーを用意して、その中に収めるのもスッキリ見えます♪
リビングやダイニングからの遠さが気になるなら、アイランドキッチンや二列型キッチン※にしてキッチン奥に直接アクセスできるようにすると、動線が短くなりますよ。
※二列型キッチン……壁付けのコンロ側・独立したシンク側で二列に分かれたキッチン。コンパクトな空間に回遊動線をつくることができると人気沸騰中。ひかわ工務店ではGRAFTEKTのデュエアイランドをよく使っています。
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パントリーは半畳くらいで十分、それとも2畳以上必要?
半畳推しの意見 パントリーは半畳くらいの大きさだと、いろいろな意味でバランスが良いと思います!意外とキッチンペーパーなどサイズの大きな備品も置ける広さがありますし、システムキッチンの方で収納が多ければ、パントリーには“大物”だけ入ればOK。
ウォークイン型のパントリーだと通路を確保する必要があってデッドスペースも生まれやすいので、収納効率やコスパを考えると半畳がおすすめです。
2畳以上推しの意見
広さのあるパントリーは、食品庫以外の使い方もできるので便利♪ペットボトルなど臭いの出ない資源ごみをまとめておいたり、掃除機の定位置&充電スペースにしたり、勝手口をつけて車から直接荷物を運べるようにしたりすることもできます。
コンセントを備えておけば冷凍庫やワインセラーなど家電を置くこともできますし、災害時の持ち出し用品をパントリーにまとめておくと管理しやすくて便利。
キッチンの収納があまり多くない場合も、食品ストックがたくさん入る大きなパントリーは魅力です。
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ダイニングはキッチンに横付け?それとも対面型?
キッチン横付け推しの意見
動線の短さで言うと、キッチン横づけのダイニングがおすすめです。料理の配膳や片付けがほぼ移動なしでできるため、トレー(お盆)も要らないし面倒と思うことが減ります♪
ダイニングとキッチンがひとまとまりになることで、リビングを広く使えるのも横付けダイニングの良いところだと思います。
回遊動線にしたい場合は結構横幅をとるので、家の形に注意です!
キッチンと対面推しの意見
キッチンの中を見られたくないという人には、対面型のダイニングがおすすめ。キッチンカウンターの手前側にダイニングテーブルを置くので、内側の様子が見えにくくなります。
手元を見せたくないからといってカウンターの高さを高くしすぎると、部屋の奥行がそこまでしかないように錯覚して狭く感じてしまうので手元+10~15cmの高さに留めておくのがポイントです♪
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国内メーカーの食洗器と海外製の食洗器、どっちにする?
国内メーカー食洗器推しの意見
Panasonicやリンナイといった国内メーカーの食洗器だと、カゴが和食器向けの作りになっているのでおすすめ!お茶碗を等間隔に立てて並べたり、お箸を立てて入れられたり、なんの違和感もなく使えます。
国内メーカーは洗浄力がないと言われがちですが、汚れたまま放置していた食器でなければちゃんとピカピカになりますよ。予洗いが必要といっても、汚れを水でふやかすくらい。カレーや油ものは強めの水流である程度汚れを流して、食洗器の“強力モード”で洗えばすっかり綺麗になります。
海外メーカー食洗器推しの意見
できるだけ大容量の方がいいな~と思っている人には、海外食洗器がおすすめ。リンナイにもフロントオープンの大容量タイプはありますが、海外製品の方が同じ幅でも容量が大きい!
海外メーカーは乾燥機能がないと指摘されがちですが、気化熱やゼオライトを利用した電気を使わないエコな乾燥法で意外としっかり乾きます。
お椀の土台など水が溜まってしまう部分はさすがに乾かないのですが、それは国内メーカーでも同じ。
デメリットと言えば本体価格の高さや、供給が不安定なところでしょうか。使い始めてからは快適な生活ができると思います!
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キッチンにまつわる選択肢には、どちらを選んでも納得できるポイントがある印象でした。
「どっちが正解で、どっちが不正解だろう」と極端に考えず、自分の暮らし方と価値観をもって“よりメリットが多い方”を選べるといいですね!
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