【デザインコラム】カジュアルすぎない北欧カジュアルのつくり方3選+α

デザインコラム

LDK リビング ダイニング 北欧カジュアル

こんにちは、山梨県甲斐市のひかわ工務店です。
突然ですが皆さんは、どんなテイストの家が好きですか?

・無駄がなく洗練されたシンプルモダン
・たくさんアイテムを置いても様になるナチュラル系
・素材も配色もまるごとおしゃれな北欧風
・淡色×淡色が儚げでかわいい韓国風
・力を抜いて過ごせるカジュアル系
・無骨でかっこいいインダストリアル系

など、いろいろなデザインの候補が頭に浮かびますよね。上に挙げた候補を見て、好きなテイストが2つ以上あると感じた人も多いと思います。

例えば今回特集する「北欧カジュアル」だったら、北欧風の要素とカジュアル系の要素をほどよくミックスしたテイストになります。北欧風もカジュアル系もどちらも好き!という人にはうってつけですよね。

今回は「カジュアルすぎない北欧カジュアル」のつくり方を解説していきますので、北欧カジュアルが好きな人はもちろん、それほどでもない人も、テイストが2つ混ざったらどうなる?どうやってバランスを取る?といった観点から読んでみてください♪

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POINT1:床材はマットな質感×斜め張りで!

LDK リビング ダイニング リビング階段

カジュアルすぎない北欧カジュアルの床板には、節目が少なくマットな質感の広葉樹、オークなどがよく合います。
そしてこの床板を、真っすぐではなく斜めに張っていくのがポイント。洋服で例えると、きれいめな服をあえて少し着崩すようなイメージです。

北欧風が持つ静けさのイメージは残しつつ、随所に遊び心を散りばめるのがちょうどいい“カジュアルミックス”になります。

ちなみに遊び心MAXで寄木張り(パーケット)の床にしてみると、こんな風にかなりカジュアルに寄っていきますよ♪

ダイニング 吹き抜け パーケットフロア

POINT2:壁紙は白よりも少しベージュorグレーの入った色がおすすめ!

吹き抜け リビング

規律正しさを感じさせる純白は、リラックス感のある北欧カジュアルには不向きな色です。
ベースとなる壁紙には、北欧カラーでもあるベージュやグレーが少し入った色がおすすめ!全体の馴染みやすさ&カジュアル感がアップします。

アクセントカラーの取り入れ方も北欧風とは異なり、色を切り替えるというよりも同系色の中で濃淡をつけることでアクセントを効かせていきます。
ぼやけた印象にならないよう、アクセントを散らかさないこと、ピンポイントに使っていくことも重要です。

POINT3:キッチンや照明器具の色は単体で考えない!

キッチン照明器具は、いざ決めるとなると部屋全体ではなくアイテム単体のデザインを重視してしまいがち
木目やモルタルの柄が何となく合うんじゃないか……と思ってしまいますが「カジュアルすぎない北欧カジュアル」には柄のないグレーがおすすめです。

あるいは、もう少しカジュアル寄りでもOKという場合はキッチンをモルタル柄にすることでアクセントとして機能させ、他の部分には濃い色を入れないという選択肢も。
いずれにしても“目を引くポイント”を作りすぎない、羽目を外さない大人な遊び心を反映させることが鉄則です!

EXTRA POINT:アイアン小物の選び方にも注意!

北欧要素のあるデザインをつくる際、アイアン小物の選び方としては「手作り感の少ないもの」がおすすめです。
例えばネジ頭をしっかり隠しているものであったり、接合部が面取りされていて綺麗なものであったり、土台がついていて安定感のあるものであったり。

素朴で素材感の強いアイアン小物はインダストリアル系の雰囲気が強く出てしまうため、それよりも製品として加工された感じのある小物を選ぶと北欧テイストに馴染みますよ♪

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ミックスされたテイストに興味のある方は、ナチュラルモダンのつくり方を解説したこちらの記事もぜひチェックしてみてください!

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