【お洒落に暮らす】デザインコラム#15「デザインに合わせた観葉植物の選び方」

デザインコラム

こんにちは、山梨県甲斐市のひかわ工務店です。
ひかわ工務店自慢のデザイン力でお洒落に暮らすためのデザインコラム。第15弾は、観葉植物の選び方」についてのお話です。

▼前回はこちら(バックナンバーは最下部にあります)
>>#14「おもちゃ収納のルール」 

▼POINT1:葉と鉢の形×鉢の質感で大きく印象が変わる

これまでのデザインコラムでも、家のデザインに重要なのはテーマに沿った色、形、質感のものを選ぶことだとご紹介してきました。(参照:第5回など)
観葉植物の場合はほとんど緑色や茶色で構成されているので、大切なのは「形」と「質感」です。

例えばひかわ工務店の得意な北欧シンプルモダンの場合、

・モダン系→直線的なシルエットが合う
・北欧系→くすみ感のあるマットな質感が合う

という特徴があるため、細めの葉×四角形でマットな鉢という組み合わせで観葉植物を飾ると、部屋によく馴染みます。
よりシンプルに見せるため、葉の少ない品種を選ぶのもおすすめです。

逆に曲線的なシルエットや、艶のある質感のものは、ナチュラル系やプロヴァンス(南フランス)系などリラックスした雰囲気のあるデザインに合います
葉が大きく丸いものは可愛い印象に、葉が垂れ下がるものはそれよりも少し大人びた印象になるので、複数飾る場合にはどちらか片方を多めにすると、イメージが混在することなくまとまって見えますよ。

「形」にはアスペクト比(縦横比)も関わります。
特に1:1の円や正方形、円を組み合わせた2:1の二頭身のシルエットは可愛い印象が強いため、ナチュラル系にぴったりです。
有名なキャラクターで例えると、

・ドラえもん→円を組み合わせた二頭身で可愛い印象
・シンカリオン→直線が多く頭身も高い、かっこいい印象

という風に、形とアスペクト比が与える印象の違いが分かりやすくなりますね!

▼POINT2:家のテーマと少し違っても、気に入った観葉植物を飾りたい場合

家のデザインテーマには直線が合うと分かっていても、インテリアショップで一目ぼれした丸っこい観葉植物をどうしても飾りたい!という場合もありますよね。
そんな時は、ちょっとしたポイントを押さえると違和感が和らぎます。

例えば……

・小ぶりな個体を選んで、棚の上などぼやけて見える高い場所に置く
・モダンに寄せたい場合は葉が丸くても枚数の少ないスッキリしたもの、ナチュラルに寄せたい場合は葉が細くても枚数の多い賑やかなものを選ぶ
・曲線的な形の鉢でも、円柱(寸胴)だとモダン寄り、円錐(山の形)だとナチュラル寄りになる
・上のどれも難しい場合は、その観葉植物の絵や、写真をイラスト調に加工した画像を飾るに留める

といったポイントです。

▼POINT3:フェイクグリーンは本物と使い分ける

本物の植物の方が、鉢のデザインを替えられたり、フェイクっぽさを気にしなくてよかったりとデザイン面で気にすることが少ないのですが、観葉植物を育て慣れていない人や、たくさん観葉植物を飾りたい場合にはフェイクグリーンも大いに活用できます

近くで見ても本物とそっくりな高品質のフェイクグリーンは価格も高くなってしまうため、メインの大きな観葉植物だけ本物の植物を使い、他の場所はフェイクグリーンにする、という使い分けをする人も多いようですよ。
特に100円ショップでは手のひらサイズの小さなフェイクグリーンがたくさん売られているので、「何となく緑がある」感じを演出できるようなさりげない位置に複数飾るのがおすすめです。

▼番外編:本物の植物は「生きている」からこそ慎重に選ぶ

デザインだけを考えると本物の植物の方が扱いやすいのですが、実際に何年も育てることを考えると、品種を慎重に選ぶことも重要です。
生命力が強くすぐに大きく育つものや、水やりの頻度を間違えると病気になるものなど、品種によって育て方が全く異なるため、観葉植物を購入する前に「育て方」を検索して自宅で育てられそうかどうか必ず検討してくださいね。

▽デザインコラムバックナンバー
#1「照明計画」
#2「キッチンデザイン」
#3「ブルベ/イエベから考える色使いのルール」
#4「暮らしを自分でデザインする収納力」
#5「素材の選び方」
#6「間取りは“家具”から見えてくる」
#7「北欧シンプルモダンの作り方」
#8「独立洗面所のすすめ」
#9「玄関デザインの大切なポイント」
#10「自分の好きなテイストの見つけ方」
#11「遊び心の映える家とは」 
#12「シンプルな家は窓で決まる」 
#13「テレビや動画を楽しめるリビングの作り方」 
#14「おもちゃ収納のルール」 

 

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