デザインコラム
【対談コラム】緊急会議!「家の広さ」と「いい家かどうか」に関係はあるのか?
対談コラム
こんにちは、山梨県甲斐市のひかわ工務店です。
家づくりを始めてさまざまな意見を聞くうちに、本当に良いものが何なのか分からなくなっていくことってありますよね。
今回は家づくりに悩める相談者・エスさんをお招きして、リアルな疑問をひかわ工務店にぶつけていただきました!
二人の会話をぜひ、皆さんの家づくりの参考にしてみてくださいね。
…*エスさんDATA*…
マイホームに憧れて情報収集中の2児の母。土地からの家づくり、後悔なくできるのかちょっと不安。
こんにちは!今日はよろしくお願いします。
よろしくお願いします!早速本題ですが、そろそろ家づくりを始めようと思っていて、下準備のためにSNSで情報を集めています。その過程で“家の広さ”と“いい家”って比例するのかな?と疑問に思って、今回質問してみました。
なるほど。SNSではなんと書かれていることが多かったんですか?
「8坪×家族の人数が適切」と書かれていたり、一方で「36坪で諦めた間取り」みたいな失敗談があったり……。素敵な間取り!と思ってプロフィールを見に行ったら、40坪のおうちだったりもします。40坪って相当広いですよね?
そうですね、40坪は現代の家づくりなら結構広いです。時代とともに一般的な家の広さは変化しているんですが、近年の注文住宅だと32坪~36坪くらいの大きさ(延床面積※)がボリュームゾーンだと思います。でも確かに、予算以外の希望を諸々叶えた間取りにすると、どの方も40坪くらいに膨らんでしまうんですよ。
※延床面積……各階の床の面積の合計のこと。
そうなんですか!どの方も?
皆さんやはり事前に情報収集してくださるので、LDK20畳以上+和室6畳+ファミリークローゼット3畳+ランドリールーム3畳という風に、いろんな投稿の良いところを集めて、ご自分の希望として出してくださるんですよ。今のを全部入れると大体は40坪になってしまうと思います。
私もその辺りは入れようと思ってたので、何か削らないといけないようですね。
予算や土地の都合が合えば削らなくてもいいんですが、どちらも余裕があるという方は少数派ですからね。
ちなみにさっき挙げていたLDK、和室、ファミクロ、ランドリーだったら、最初にどこを削りますか?
和室は人によって作りたい“理由”が違うので、それを聞いた結果削るケースがよくあります。エスさんはどんな理由で和室も欲しいと思いましたか?
私は、キッチンで料理をしている間に和室で子どもを遊ばせたり、両親が泊まりに来る時の宿泊部屋にしたり、と考えていました!
なるほど、遊び場兼宿泊部屋なんですね。これはよくお客様にもする質問なんですが、ご両親を泊めるのを子供部屋にしてみるのはどうでしょう?
うーん……子どもたちが大きくなって部屋を使い始めたら、泊まる場所がなくなっちゃいますよね?
そうですよね、そこをちょっと深堀りしたいんです。お子様たちが中高生になって部活に塾に忙しくなってくると、ご両親が泊まりに来ることもなくなりそうじゃないですか?
……!考えてみたら、そうかも!
「子どもが大きくなったら、泊まりにくるのは多くても年に一度かな?」というくらいなら、そのために部屋を確保しておくより、その時だけホテルを取ってあげる方が有意義なんじゃないかな~と思うんですよね。
うんうん。その方がトータルで安上がりな気がしてきました。
そんな感じで「じゃあ和室はなくていいか」となる人が意外に多いんですよ。その場合お子様の遊び場はリビングの一角にするか、子供部屋をおもちゃ部屋にしておいて、吹き抜けから聞こえてくる音で安全確認するという形に落ち着くみたいです。
ふむふむ、参考になります。二階の音が聞こえるのって吹き抜けのデメリットだと思ってましたけど、メリットにもなるんですね。
吹き抜けは、ひかわ工務店的にはメリットの方が大きいと思います。語ると長くなるので、参考ブログのリンクを貼っておきますね。
あとはLDK、ファミクロ、ランドリーとありますがもう削れる場所はないですかね……?
LDK“20畳”というのは、もう少し小さくできるかもしれませんね。最近ひかわ工務店で推している二列型のキッチンを使ったり、ダイニングテーブルを省略したり、工夫次第でもっと小さく・より広々と空間を使えるようになります。
二列型キッチン、ブログで見ました!GRAFTEKTですよね、憧れます。
ありがとうございます!ひかわ工務店ではGRAFTEKTを標準仕様で使えますよ。というのは置いといて、家の広さは“人生のどこに焦点を置くか”で話が変わってくると思います。
人生?焦点?
家を建てた年齢から老後までの間に、そこに住む家族の人数って変遷があるんですよね。その人数のピーク時に焦点を置いて家づくりをするか、ボトムの方に焦点を置くか。老後の夫婦ふたりの生活に焦点を置くなら、36坪だと結構、毎日のお掃除が大変だったりするんですよね。
うーん、となると36坪って案外広いんですね。
考え方によって捉え方もがぜん変わってきますよね。なので、コンパクトでも性能がめちゃくちゃ良くて住み心地が良いので大満足!という考え方も大いにあると思います。
コンパクトでも大満足……。性能を高くする分の予算があるなら家を広くした方が良いのか、うーん、悩みますね。
性能に予算を割くというより、工夫で性能を上げるという感じですね。部屋のつながり方や使い方によって空気の動き方が変わるので、効率よく換気して気持ちの良い空気が常に流れているように間取りを工夫したりとか。
工夫でどうにかなるんですか?
ベースとなる気密性・断熱性は会社によってグレードがあったりしますけどね。ひかわ工務店の場合は、基本的に断熱性も気密性もトップクラスに高いです。その上で+αの最高の住み心地を叶えるために工夫を欠かさないので、コンパクトな間取りになっても住み心地に大満足してもらえるということです。
おぉ~、住み心地に自信があるんですね。なんだか、コンパクトな間取りにしたくなってきたような……。
老後の住みやすさも考えたら、今はコンパクトに感じるくらいでちょうどいいかもしれませんよね。
うんうん。ランドリールームは老後でもしっかり広さが欲しいから、私の場合はそこだけは妥協しないって感じになりそうです。
いいですね!そんな感じで意思表明してくださるとプラン作りの精度が上がっていくので、よりスムーズに家づくりが進みますよ。
ありがとうございます♪今回のお話を夫にも共有して“家づくり会議”をしてきますね!
はい!分からないことがあったら、またいつでも質問してくださいね。
了解です、ありがとうございました~!
ありがとうございました!
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