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【体験談つきコラム】家づくりで「焦って決めたから後悔」にならないために重要なポイント!どうして時間が足りないと感じるの?
家づくりコラム
こんにちは、山梨県甲斐市のひかわ工務店です!
家づくりの流れや、それぞれのフローにかけられる時間は”その人の状況”や”住宅会社の方針”によって大きく異なります。
そのため人によっては「焦って決めた部分があって後悔している」ということもあるんです。
今回の家づくりコラムでは、焦って決めたポイントがあるという経験者の「体験談」も交えつつ、どうすれば焦らず後悔のない家づくりができるのか?というお話をしていきます!
家づくりを始めた皆さんにぜひ読んでいただきたい内容になっていますので、よかったら最後まで読んでみてくださいね♪
POINT1:「時間が足りない!」に陥りやすいポイントはここ!
家づくりを「急いで進める」背景には、2つのパターンがあると思います。
①引っ越しを急いでいる
お子様の入学や、転職、出産などの大きな予定に合わせて引っ越しの期限を決めている場合です。
土地探しに難航したり、家づくりを始めるのが遅くなったりすることで、その後のスケジュールがタイトになってしまいます。
②着工までに細かな仕様※のことをほとんど考えていなかった
着工とは、家(建物)の建築工事が始まることです。ひとたび工事が始まれば、計画に従ってどんどん作業が進んでいきます。
着工する前に行政へ建築確認申請をするため、着工する時点で「間取り」など建物の大枠は決まっているのですが、細かな「仕様」の内容はまだ確定していません。それでも着工したからには工事が進んでいくので、あらかじめ”見当をつけて”おかないと、人によっては納得のいく選択ができず「考える時間が足りなかったからだ」と後悔してしまうんですね。
ひかわ工務店では着工する前から細かな仕様の話も並行して進めるよう心がけていますが、住宅会社によってはあまりフォローがないこともあるかもしれません。
※仕様……家づくりにおいてはかなり幅広い意味で使われる言葉です。ざっくり言うと、建物の内外を構成する様々な物の”形状”や”性能”などの細かな要素が集まったものを”仕様”と表現します。例えば「キッチンの仕様」であれば、どのメーカーの商品にするか、さらにデザインや素材、追加機能といったさまざまな選択肢、それに金額も含めて”仕様”と呼ばれます。
今回お話を聞いた経験者のお二方も、①に近い状況と②に当てはまる状況だったようです。
●①に近い:お子様が0歳の時に家づくりを始めたAさん
私の場合は住宅会社の候補も絞っていないうちから土地探しを始めて、そしたらすぐに良い土地が見つかったので「誰かに買われる前に買わなきゃ!」と急遽購入しました。購入して土地を持っているだけの状態が長引くと、その分税金もかかって損をする……と考えて、そこから大急ぎで住宅会社を吟味。ですが、後悔のない選択ができるほどの時間はなかったです。もちろん良い会社ではあるけど、後から「こっちの方が良かったんじゃないか」と思う会社を知ることも度々あります。当時は子どももまだ0歳だったし、そんなに急いで家づくりを進める必要あったのかな~なんて思ったりもしますね。まあ、後悔が0ではないっていうだけで、この家もこの土地も好きなんですけど。土地探しを始めるのがちょっと早かったのかなあ。
●②に当てはまる:ジェットコースターなスケジュールになったBさん
私が家づくりをした住宅会社は、細かな仕様の案内をする前に着工するスタイルでした。「次はこれを何日までに決めてください」って次々に案内されて、言われた通り順番に仕様を決めて行く感じです。初めての家づくりだし素人なので言われた通りに仕様を決めていったんですが、全体像を掴めないまま進んでいくので大変でした。しかも現場の進捗によって「外壁はもう少し悩んでていいですよ」って言われたり、案内が遅れたのか急に「全箇所の壁紙を来週中に決めてください」って言われたりもして、今思い返すとジェットコースターみたいというか。すごくのんびり決めたところもあれば、急いで決めたところもありました。それで後悔してる部分も多々あります。今から家づくりをする人には絶対、決めるべき仕様とスケジュールを最初に出してもらって欲しいですね。そしたら自分なりにスケジュール調整もできるのにな。
お話を聞いた感触では、AさんもBさんも「当時の自分には家づくりをもっとゆっくり進めるという発想がなかっただろう」と感じていらっしゃるようでした。
だからこそひかわ工務店は、建築工事のスタートとなる着工までに細かな仕様をしっかり吟味できるよう、二人三脚の家づくりを心がけているんです。
POINT2:「焦って決めたから後悔」を防ぐには、着工までの準備が大切!
ひかわ工務店の場合は「家づくりの最中も、住み始めてからもずっとワクワクできる」ことをモットーにしていますから、着工の前から仕様を吟味し始めることで心にゆとりを持って家づくりを進められるようにしています。
仕様決定の期限に迫られないことで、設備や外壁、建具などの各仕様を焦らずしっかり検討することのできるスケジュールです。
そしてこの家づくりの方法には、お施主さん側の意欲的な取り組みも必要です。
LINEなども使って「この写真の家みたいにしたい!」といったイメージをたくさん共有していただくことで、お施主さんの好みや傾向を掴みやすくなり、こちらからのご提案の精度が上がっていくんです。
例えば美容院に行って、美容師さんに希望を伝えたい時、皆さんはどんな風に伝えていますか?
「丸いシルエットで、レイヤーが入った感じで…」と口頭だけで説明するよりも、Instagramなどで写真を探して「前から見た雰囲気はこんな感じで、後ろ姿はこの写真の感じが好きで、色はこっちの写真みたいになりたい」と視覚的に説明した方が理解を得られる上に、術後の満足度も高くなりますよね!
家づくりもそれと同じで、お施主さんから理想のイメージや理想の生活についての情報をたくさん共有していただくほど”好きが詰まった家”に近づいていくんです。
ですから一緒に家づくりを進める住宅会社が、Bさんのケースのように「着工後に仕様の案内を始める」スケジュールを採用している場合には、着工前に仕様を全て決めるつもりになってカタログを早めに貰ったり、ショールームの案内を早めてもらったりするのも良い手だと思います。
(この辺りは住宅会社によって考えが異なるので、必ず対応してもらえるとは限りませんが……)
また、着工してから仕様を詰めるスケジュールは全体的にテンポが早くなるイメージなので、引っ越しの期日が決まっていて”早く住み始めたい”という人に向いているかもしれません。
人によって「どんなことに後悔するか」というポイントも全く違いますから、家づくりのスケジュールそのものよりも、そのスケジュールに乗っかる上での”立ち回り”が重要になるんですね。
番外:打ち合わせは何回してもOK!遠慮せずに悩んでください
手続きなどは別として、ひかわ工務店の仕様に関する打ち合わせ(先程の図で言うと建築確認申請と着工の間のフロー)は大体5,6回ほど行って決定→その後着工となることが多いイメージなのですが、これはあくまで平均値。回数が多くなっても全く問題ありません!
10回打ち合わせをしたって、たとえ1年かかったって、お施主さんが楽しく悩んで楽しく決めることがいちばん大切です。
(ひかわ工務店では打ち合わせ回数が増えることで追加料金がかかるようなこともありません◎)
お施主さんの中には「優柔不断に何度も付き合わせて申し訳ない」と遠慮をしてしまう方もいらっしゃいますが、その結果として後悔が残ってしまったのでは私達も悲しいです。
悩んで悩んで仕様を決めた結果でも「ここは失敗だったか!?」と思うこともあるかもしれませんが、最後に納得して決定できた場合は後悔につながりにくいんです。
逆に最後は妥協で決めてしまったという場合には「あの時もっと考えていれば」と後悔してしまうことが多いんですよね。
その後悔がないように、ひかわ工務店のお施主さんにはしっかりと”納得できるプラン”をご提案していきたいと思っています!
今回のまとめ!
家づくりの「焦って決めたから後悔」を防ぐためには、
①引っ越し期限が決まっている場合は、早めに家づくりに向けて動き出す
②住宅会社の仕様決めのスケジュールを確認して、着工までに確定させるくらいの心づもりで準備を進める
という2つの立ち回り方が大切だということが分かりました♪
「一生に一度の家づくりで後悔したくない」という気持ちは、抱いて当然のものです。
後悔しないために、今の自分が納得できる、現時点での”最善策”を立てていくんです!
そちらについては、この対談コラムも参考になるのでぜひチェックしていってくださいね。
まだひかわ工務店は候補じゃないけど……という方も、家づくりのご相談なら大歓迎です。
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