対談コラム
【超入門!ざっくり家づくり講座】#54「検討している土地のこと、どうやって調べるの?周辺の雰囲気やごみ集積所の位置も知りたい!」
家づくり講座
こんにちは、山梨県甲斐市のひかわ工務店です。
これまで住んでいた土地から離れ、新しい住処となる場所を見つけるための土地探し。
近隣の市町村に土地を探す人が多いものの、住んだことのない地域に飛び込んでいくのは少し勇気が要りますよね。
今回は検討している土地周辺の「情報収集の方法」について、ざっくりと解説していきます!ぜひ参考にしてみてくださいね。
前回のざっくり家づくり講座
これまでの家づくり講座
POINT1:まずはネットから分かる情報を見てみる
候補が多い内は、マップアプリで周辺環境を調べたり、ストリートビュー機能を使って仮想散歩をするなど“スキマ時間でできる範囲”で候補地のことを調べていきます。
ネットから分かる情報の例を挙げると、
・学校や公園、買い物施設などまでの距離
・周辺にある施設や会社の情報
・天候の特徴、災害時の危険度
・地盤の情報
などがあります。
これに加えて売り土地情報に記載されている金額や特記事項、下水道の有無や小中学区、建築に関する規制などの情報も合わせると、それだけでも比較検討に必要な情報を十分に得られますよ。
候補を絞ることができたら、POINT2に進みます。
POINT2:特に気になる土地は現地聞き込みをしてみる
気になる土地が2つ3つに絞れたところで、さらに候補地を精査するため現地を訪れ、周辺の住民にお話を聞いてみます。
庭先に出ている方や、商店の方などに聞いてみるといいかもしれません。
売り土地周辺の様子や周辺住民の雰囲気、ごみ集積所の場所や通勤時間帯の交通状況など、本当に住むなら知りたいと思うことを聞けそうな範囲で聞いてみます。
(将来ご近所さんになるかもしれませんし、工事中にも騒音などでご迷惑を掛けてしまうので、相手が気を悪くすることのないよう配慮してくださいね)
自治体関連のことに関しては区長さん(的な役割の人)のおうちを聞いて、半ば事務的に聞いてみた方が、角が立たないかもしれません。
もしお勤め先やお知り合いの中に、希望の地域に住んでいる人がいれば、その人に聞いてみるのがおすすめです。
忌憚のない意見を教えてくれることが多いので、土地候補の検討が大きく進むと思います。
POINT3:現地聞き込みのコツ
現地のご近所さんにお話を聞く場合、特に良くない情報を聞きたい場合は、お気を悪くされないよう細心の注意を払います。
ちょっと極端な例を出してみると……
このへん、畑が多いですけど虫もいっぱい出るんですか?
と単刀直入に聞くよりも、
私すごく虫が苦手なんですが、ハチとかカメムシとか見かけますか?
と聞いた方が、質問に悪意がないと感じられるため、ありのまま答えてもらいやすくなりますよ。
聞かれる側の立場に立ってみると、意図が分からない質問には恐怖すら感じるもの。
売り土地の購入を検討していて、本気で考えているからこそ相談に来ている、ということが伝わるように丁寧にお話をしてくださいね!
土地探しは家づくりの序盤で行うため、肩に力が入ってしまい、楽しむことが難しいのかもしれません。
それでも「できることは全てやって選んだ土地」ならば、より一層の愛着が湧くものです。
私たちもできる限りのお手伝いをしますので、一緒に楽しく土地探しをしていきましょう!
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