【超入門!ざっくり家づくり講座】#57「床暖房ってどんな仕組み?無垢の床でも使えるの?」

家づくり講座

リビング 床 床暖房

こんにちは、山梨県甲斐市のひかわ工務店です。
本格的に冬が始まり、暖房を手放せない季節になりましたね。

床暖房」といえば、家づくりの際に検討する人も多い定番の暖房設備。床全体がじんわり暖かくて、壁のスイッチで操作をするのもちょっと憧れますよね。

今回は床暖房の基本についてざっくり解説していきますので、床暖房を検討している方も、知識だけつけたいという方も、ぜひ参考にしてみてください!

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前回の家づくり講座

これまでの家づくり講座

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POINT1:床暖房の仕組みは主に2パターン

床暖房には、大きく分けて2つの種類があります。

床暖房 温水式 現場

① 温水式

床板の下に管の通ったマットを敷き入れ、その管に40℃~60℃ほどの温水を循環させることで床上を暖める方式の床暖房です。
床暖房用の温水ユニットを設置することになりますが、加熱の方法にもヒートポンプ式やガス式など複数種類があります。

電気式と比べてイニシャルコスト(設置費用)が高い反面ランニングコスト(電気代)は抑えられるのが特徴です。

温水式のメリット:じんわり優しい温かさ
温水式のデメリット: 部屋の一部だけに設置するのはコスパが悪い

床暖房 電気式 現場

② 電気式

床板の下に面状の発熱体を敷き入れ、そこに電気を通すことで暖める方式の床暖房です。
立ち上がりの電気使用量が特に多く、温水式よりもランニングコスト(電気代)が高くなりがち

電熱線式、蓄熱式、PTCヒーター式と熱源にも種類があり、PTCヒーター式は自動調節機能があるため電気代を比較的抑えられるようです。

電気式のメリット:設置が容易なので、キッチンだけなど局所的にも取り入れやすい
電気式のデメリット:電気代が気になって活躍の機会が減るかも

POINT2:ホットカーペットとの違いや、床暖房の耐久性は?

ホットカーペット 床

床暖房の代わりにホットカーペットの使用を検討する人も多いですよね。
ホットカーペットと床暖房の顕著な違いは、暖められる範囲です。

ホットカーペットは大きいもので2m×3mほどの商品もありますが、床暖房の場合は希望すればどんなに大きな面積でも施工することができます。
逆に言えば、リビングのメインスペース3畳分くらいまでの床を「人がいる時だけ暖めることができればいい」という考えの場合は、ホットカーペットが活躍できるということになりますね。

また床暖房は施工の都合上、部屋の端から50cmほど部材が入っていて暖まらないため、壁際まで暖かくできるわけではありません。
暮らし方によっては、床暖房よりホットカーペットの方が適しているというケースもありそうです。

床暖房の耐久性については、メーカーの公表値としては給湯ユニットが耐用10年、温水パイプが耐用30年と設けられていることが多いのですが、実際に10年で故障したという話は少ないイメージです。(定期的にメンテナンスは行います)

一方電気式に関しては構造がシンプルなので、メンテナンスフリーで30年以上使えると言われているんですよ。

POINT3:床暖房は無垢フローリングやクッションフロアにも使える

ダイニング テーブル チェア

ひと昔前まで無垢フローリングクッションフロアに床暖房はNGだったので、そのイメージが強い人も多いのではないでしょうか。
確かにどちらも熱による収縮や劣化が起きやすいため、本来であれば床暖房に向いていない素材だと言えます。

しかし近年では、耐熱処理などを施して「床暖房に対応」できる無垢フローリングやクッションフロアの商品が増えてきました。
心地よい感触や踏みごこちに、じんわりとした温かさを感じられるお気に入りの空間ができそうですよね♪

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床暖房はじんわりと暖かく身体にやさしい暖房と言われていますが、ひかわ工務店の家も「家中どこに行っても心地よい暖かさ」で身体にやさしい家なんです。

家族が健康で、ワクワク笑って過ごせるようなマイホームにしたい!という方はぜひ、ひかわ工務店の家の心地よさを体感しに来てくださいね!

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