【超入門!ざっくり家づくり講座】#35家の防犯、どこまで考えればいい?

家づくり講座

こんにちは!山梨県甲斐市のひかわ工務店です。
外出が多いと、防犯が気になりますよね。
「住まいる防犯110番」の調べでは、侵入窃盗の発生場所別認知件数(令和2年)は、一戸建て住宅が37.0%と最も多いそうです。
今回は、マイホームを建てる際の防犯対策について考えてみましょう。

一戸建てへの侵入口は1位が窓、2位が表出入り口、3位が非常口となっていて、手口の1位は無締まり、2位はガラス破り、3位は合いカギです(「住まいる防犯110番」の調べ)。

これらから、窓とドアの防犯対策が重要だとわかります。
出かける時は必ず鍵をかけ、鍵は持ち歩き、玄関付近には置かないようにする、は基本となります。

窓とドアの防犯対策としてはおもに次の5つが考えられます。
センサー付きライトを取りつける
補助錠((ワンドア・ツーロック)やガードプレートを取りつける
防犯フィルムを取りつける
防犯ガラスを取りつける
面格子(窓の外側に設置する部材)や、窓シャッター(上下に開閉する巻き上げ式)を取りつける

ひかわ工務店が新築時、この5つの中で特に重視するのは、防犯ガラスです。高価にはなりますが、割れないのでとても効果的ですし、新築時にその費用を当てておけば、ずっと安心が続きます。窓シャッターよりもおすすめです。
この防犯ガラスはUV対策にもなるのですが、それは以下の関連記事を参照くださいね。
――関連記事
【コラム】夏のUVカット対策はしていますか? 

▼狙われない工夫が大切

防犯セミナーを受けた経験から、ひかわ工務店として、違った視点で防犯についてお話します。

たとえば、シャッターを閉める事で「留守ですよ」と宣言してしまっている、とも考えられます。
すべての窓にシャッターをつけるお家は少ないので、留守とわかってしまうと違う窓から侵入されてしまうことにも・・・。

犯人は必ず下見をするので、ひかわ工務店では、まずは狙われないよう心掛ける防犯意識を持つことが重要と考えます。

▼狙われない具体的な工夫5選

1 不規則な生活リズムを演出する
狙える時間帯を絞らせない工夫です。出かける時にもどこか一部の電気をつけておく。リビングの時、ダイニングの時、キッチンの時など、つける場所もなるべく変えるとよいでしょう。タイマーセットができる照明システムもありますよ。

2 留守中もテレビやラジオをつけておく
小さい音量でよいので、つけっぱなしにしておくとよいでしょう。

3 日中に出かける時も、自転車を庭に出しておく
すぐに乗るような感じ、遊んでいる途中で一時的に家に入った、ように。停めるところは、駐輪スペースではなく玄関先など、毎回変えるといいでしょう。

4 敷地を高い塀で囲まずオープンなつくりにする
さらに、敷地の外周部にライトがあるととてもよいです。建物付近のセンサーライトはつけても、敷地の四隅にライトをつけるお家は少ないのですが、敷地の四隅を照らしておくと防犯効果が高くなります。なかなか難しい場合は、家族でできる、1&2&3を心がけるといいですね。

5 侵入経路を想像させない
敷地外から見て、あそこに登って、あそこに足をかけて、手をかけて、あの窓から入れる・・・などと想像できる設計にしないことです。
対策はエコキュートやエアコンの室外機と窓の位置や高さの関係に注意する。雨どいとバルコニーの位置関係、バルコニーの手すりもオープンが理想です。

このような対策をしているお家は、犯人としてもリスクが高くターゲットにしにくいので、狙おうと思われないでしょう。
自分は大丈夫、と思わずに、狙われない対策を毎日の習慣にしておくといいですよ!

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