デザインコラム
【超入門!家づくりざっくり講座】#40浄化槽の水道料金は安い?
家づくり講座
こんにちは、山梨県甲斐市のひかわ工務店です。
これまで2回、浄化槽についてお話をしました。山梨県には下水道未整備地域がまだあるので、浄化槽への関心も高いのではないでしょうか。
【超入門!ざっくり家づくり講座】#28「浄化槽、浸透桝(ます)って何?公共の下水道が通っていない地域では必須なの?」
今回は浄化槽と下水道の水道料金について考えてみましょう。改めて水道料金がどう算出されているのかを確認するよい機会と思います。
上水道料金は「基本料金(基本使用料)+従量料金(使用した水量に応じた料金)」で算出します。基本料金は水道を使わなくても毎月かかるお金で、メーターの大きさによって金額が変動します。従量料金とは使用した水道量に単価をかけて計算した料金のことです。
<下水道が通っている家庭>
上水道(基本料金*+従量料金)
下水道使用料(汚水の排出量に応じて計算される)
上記2つの合計を毎月支払います。
*基本料金:使用した水量に関わらずメーターの口径に応じて支払う
<下水道が通っていない地域>
まず浄化槽を設置するための費用がかかります。業者によっても違いますが60万円~が目安。下水道使用料金は発生しないので水道料金が安くなるかというと、そう簡単でもないのです。
浄化槽には毎年、維持管理費用(ランニングコスト)がかかります。
・法定検査
・保守点検
・汲み取り清掃
地域や業者によって金額は変わりますが、上記3つをまとめて年間4~6万円ほど。月で割ると3千円~6千円程度かかる計算です。
使用する水の量が少ない家庭であれば、下水道のほうが安くなる可能性があり、使用する水の量が多い場合は浄化槽のほうが安くなる可能性があります。同じ条件で比較すると、トータルの毎月の水道料はそう大きくは変わらないと思われます。
ひかわ工務店では、どちらの場合の家づくりにも対応できます。
土地探しからお手伝いをさせていただいているので、どうしても浄化槽の必要な地域を希望される場合でも、一緒に土地探しを進めていくうちにお気に入りの土地が他に見つかる可能性があります。お客様がすでに複数の検討している土地がある場合、一緒に見に行ってアドバイスもさせていただきます。
浄化槽が必要な土地だった場合、排水を側溝に流せるタイプなのか、浸透桝タイプなのか、まではなかなか一般の方にはわかりづらいものです。そういうことまでしっかりお調べしますので、ひかわ工務店にお気軽にご相談くださいね。
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