デザインコラム
【建築用語入門】#4「職人さん・工期・地盤調査・地盤改良」の正しい意味は?
建築用語入門
こんにちは、山梨県甲斐市のひかわ工務店です。
家づくりを始めると、なんとなく知っているようでよく分からない言葉にたくさん出会いますよね。
今回は「職人さん」「工期」「地盤調査」「地盤改良」の4つの建築用語について解説していきますので、ぜひ家づくりに役立ててください!
これまでの建築用語入門
よくある質問-ひかわ工務店
建築用語01:職人さん
「職人」とは、家の建築工事を行う大工や左官といったプロフェッショナルたちの総称です。各々の専門分野があり、確かな知識と技術で家を建てていきます。
家の建築工事では、いろいろな分野の職人さんが工事の進捗に合わせて現場に入ります。
職人さんたちはひとつの大きな住宅会社に所属していたり、独立して自分で仕事を管理したり、その独立した会社に所属していたりと、さまざまな形態で働いています。
ちょうど医師の方が大病院に勤めたり、開業したり、開業医のもとで働いたりしているのと似ていますね。
家づくりに関わる職人さんたちの詳細はこちらのブログで紹介していますので、ぜひ目を通してみてください!
建築用語02:工期
着工(主に基礎工事の開始日を指す)から完成(主に全ての工事が完了することを指す)までの期間を「工期」と呼びます。
住宅会社が細かく段取りをつけて、業者や施主(工事の依頼主=のちにその家に住む人)に共有するものです。
通常は荒天なども加味して予備日を設けながら計画されていますが、部材や設備の流通状況によってやむを得ず工期が延長されることも。特に、海外製品を取り寄せる場合などに遅れが出てしまう可能性があります。
また明確な定義がないため「着工」と「完成」の意味するタイミングは住宅会社によって、あるいは人によって異なる場合があるので、正確に工期を把握したい場合は担当者さんに質問してみてくださいね。
建築用語03:地盤調査
建築予定の土地の地盤が強固なものかどうかを確認するための調査です。
地盤調査と言うと「あの地中深くまで土を掘るボーリング調査のこと?」と想像する方も多いかもしれませんが、一般的な新築住宅に対してそこまで大規模なものは行いません。
現在はSWS試験(旧スウェーデン式サウンディング試験)が主流になっていて、ざっくり言うと“一般的な二階建て以下の住宅を建てる土地面積であれば正確に地盤調査をでき、ボーリング調査よりも費用が少なく済む”のが特徴です。
地盤調査の結果問題がなければ、特に追加で行うものはありませんが、地盤が軟弱であることが判明した場合は「地盤改良工事」を行う必要があります。
建築用語04:地盤改良
地盤調査の結果、地盤が軟弱であると判明した場合に行う地盤強化のための工事です。
一般住宅に採用される主な地盤改良工事は、下記の3種類となります。
① 表層改良工法
② 柱状改良工法
③ 鋼管杭工法
「表層改良工法」は、地盤の軟弱な層を掘ってセメント系の固化材を足し、元の土と混ぜて転圧(力を加えて空気を抜き密度を高める)することで地盤を補強する、という表層の浅い部分の軟弱地盤に有効な地盤改良法です。
「柱状改良工法」は、地下の強度のある地盤まで直径60cmほどの竪穴を開けて、そこにセメントミルク(セメントと水を練り合わせたもの)を注入しながら元の土と撹拌して円柱状の改良体(杭)をつくることで建物を支えるという地盤改良法です。
「鋼管杭工法」は、地中深くにある硬い地盤まで、先端に羽根のついた“鋼管”の杭を回転圧入することによって建物を支える地盤改良法です。深さ30mほどまで対応できるため、戸建住宅のための地盤改良では支持層(硬い地盤)のある場所が比較的深い場合に採用される工法です。
ちなみにひかわ工務店では、お施主様が希望する場合は革新的な“置換工法”※である「スーパージオ工法」を選ぶこともできます。
※ざっくり言うと、建物の土台になる部分の土を取り除いて“スーパージオ材”に置き換え、建物を支える力を確保する工法です。
スーパージオ工法は液状化にも強く、損害額100%の免震保証がつくなどメリットが非常に多い地盤改良&免震工法です。詳しくは公式サイトを見ていただくか、見学会等でお会いした際に質問してみてくださいね。
スーパージオ工法公式サイト
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