【お洒落に暮らす】デザインコラム#14「おもちゃ収納のルール」

デザインコラム

こんにちは、山梨県甲斐市のひかわ工務店です。ひかわ工務店自慢のデザイン力でお洒落に暮らすためのデザインコラム。第14弾は、「おもちゃの収納」についてのお話です。

気が付けば増えていくばかりの、子どものおもちゃ。頂き物や、ハッピーセットのおもちゃ、ガチャガチャの景品、飲食店でのサービス品、旅のおみやげ品など、把握しきれないほどのおもちゃの在庫を抱えているご家庭は多いですよね。
今回は、ひかわ工務店のお洒落なデザインを楽しむための「おもちゃ収納」の方法について、3つのポイントからご紹介します!

▼POINT1:見せる収納or隠す収納、どちらかに決める

収納整理の最初に決めてほしいのが、「基本方針」として
・整理整頓されたディスプレイのような収納を目指すのか
・物が見えないように隠す収納を目指すのか
というポイント。
飾っておきたい特別なおもちゃやぬいぐるみは別としても、片付ける先が箱であったりディスプレイであったりバラバラだと、お子様が混乱してしまってお片付けがうまく行かなくなることがあります。

小さなお子様のいるご家庭では、やはり“隠す収納”に統一する方が簡単。おうちのデザインに合わせた色味・質感・形の収納箱をいくつか用意して「車はここに入れてね」「おままごとセットはここに入れてね」と教えてあげるだけです。
積み重ねられるタイプの箱を使ったり、普段使いのシェルフの下段を空けて利用したりすれば、見た目の圧迫感も減らすことができますよ。

お子様にお片付けの習慣を教えたいのなら、片付けの「動機」がブレないことがとても大切です。
大人だって、自分ではいつも通りに片付けているつもりなのに「そうじゃない」と言われたり、急に「早くして!」と言われたりしたら「なんで?」と思ってしまいますよね。
お店のように整理整頓したい、もうすぐ来客があるから今すぐ片付けたい、といった大人の都合にあたる動機で片付けをしたいのなら、その時は大人が自分で片付けてしまえばいいのです。
次の遊びをする前に片付ける、お出かけの前やごはんの前に片付ける。小さなお子様には、こうした小さな約束を守れた!という「成功体験」を積み重ねることが、とても大事だと思います。

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▼POINT2:吹き抜けを生かして、二階のひと部屋を遊び専用スペースに

ジャングルジムやドールハウス、プラレールなど、大きなおもちゃ類はお片付けするにも限度があります。二階に設けた子供部屋や多目的スペースを“遊び専用”のスペースと決めて大きなおもちゃを常設し、ついでに家中のおもちゃが集まる場所にしてしまうのもひとつの手です。

ひかわ工務店では性能を生かした快適な住み心地を実現するために、ダイニングなどに吹き抜けを設けることをおすすめしています。
吹き抜けがあると二階の様子が音で分かり、遊んでいる・寝ている・転んだなどの変化にすぐ気が付くことができるため、上下階が完全に分断されているタイプのおうちよりも安心してお子様を遊ばせることができます。

大人と一緒に遊びたい時は、使う物だけ持ってくる→終わったら片付ける、という習慣づけにもなりますし、二階なら人目につかず収納箱にキャラクターのシールを貼ったりしてお子様向けのカスタマイズもしやすいので、お片付けの楽しさを伝えやすいというメリットもあります。

▼POINT3:一貫したルールをもって定期的に処分することも大切

増えるばかりのおもちゃですが、「子どもが気に入っていたからまた遊ぶかも」「親戚の子にあげたりするかも」となかなか手放せないことも多いですよね。それでも、処分しなければ永遠に増えていくのがおもちゃなのです。
一見上手に収納できていても、家の中が収納箱だらけになってしまうと、あまりお洒落とは言えなくなってしまいます。

おもちゃを処分する際に最も大切なのは、一貫したルールに則り、お子様にも納得してもらうこと。
ルール作りはご家庭それぞれに合った方法で良いと思いますが、例えば
処分待ちのおもちゃ箱をつくり、1年間保管してから処分する
学校で作ってきた工作物などは、実用性のある物以外は3年後の年度末に処分する
など、基準をお子様に提示しておくことが大切です。

また、お子様が納得できない内に勝手におもちゃを捨ててしまうのはNGです!自分の意見を否定されて持ち物まで捨てられてしまう経験が、お子様に良い影響を与えるはずがないですよね。
フリマアプリで売却するにしても、ゴミとして捨ててしまうにしても、お子様自身がおもちゃとの思い出を振り返って「ありがとう」とお別れできるよう、大人が手伝ってあげてほしいなと思います。

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デザインの良い家での“お洒落な暮らし”は、家族の笑顔があってこそ。
お子様の遊びを親子で一緒に楽しめるように、家づくりの段階からおもちゃの収納方法やルールを決めておけるといいですね♪

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#2「キッチンデザイン」
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#6「間取りは“家具”から見えてくる」
#7「北欧シンプルモダンの作り方」 
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