対談コラム
【二世帯住宅コラム】土地探しからの二世帯住宅づくりは難しい?スムーズに土地探しを進めるポイント3つ
二世帯住宅コラム
こんにちは、山梨県甲斐市のひかわ工務店です。
土地を譲り受けたり、ご実家を建て替えたりしてつくるイメージの多い二世帯住宅。
ですが中には、ご実家が不便な立地だったり、土地が狭かったりして、「土地探し」から二世帯住宅づくりを始める方も少なくありません。
今回は、スムーズに「二世帯住宅の土地探し」を進める3つのポイントをご紹介いたします!
▼POINT1:何のための二世帯住宅?理由をしっかり共有
土地探し以外にも通じることですが、二世帯住宅づくりで最も避けてほしい事態は「建前だけで話が進んでいく」こと。
建前で話している自覚がなくても、本音では疑問を感じている意見に対して、自分なりに理由を探してあてがい、無理やり納得してしまっているなら同様です。
土地探しなどに悩んだ時に「誰の意見を優先するか」を決めることは、人間関係に亀裂が生じるかもと少し怖く感じるかもしれません。
ですが、「これは家づくりに関するお話」だという大前提があれば、何のために二世帯住宅を建てるのかという理由を考えることで、意見の優先度という共通認識を持つことができるようになるのです。
特に、旦那さん側のご両親と同居する奥さん、奥さん側のご両親と同居する旦那さんは、遠慮して自分の意見を封じがちです。あるいは、逆に尊重されすぎて精神的負担になってしまうというケースもあります。
話し合いに少しでも不安がある場合は、家づくりの打ち合わせの中で第三者を交えて「何のために二世帯住宅づくりをするのか」という話し合いをしてみるのもおすすめですよ。
▼POINT2:どちら世帯の希望に寄せる?よくある例
何のために二世帯住宅づくりをするのか?という理由によって、親世帯と子世帯のどちらの意見を優先するかの方向性が決まります。よくある例から、ご自身の場合はどうかな?と考えてみてくださいね。
▽子世帯側の希望に寄せることが多い理由例
・親世帯に子育てを手伝ってもらうため
・子世帯が親世帯の介護をするため
子育てが生活のメインになる場合には、子どもを育てやすい環境を整えるために子世帯側の意見に重きを置くことが多いようです。
また介護がメインになる場合にも、介護する側になる子世帯の意見をより多く取り入れるという方が多いようですよ。
▽親世帯側の希望に寄せることが多い理由例
・親世帯が全面的に資金を負担するため
・地域の風習のようなもので同居するため
親世帯からの資金援助が大きい場合、その分親世帯の意見を尊重するという形でバランスを取ることも。
“この辺りでは同居するのが自然だから”といった風習を気にして二世帯同居をする場合にも、親世帯の方に資金負担が大きい場合が多いため、親世帯の意見を重視することが多いようです。
▼POINT3:土地価格が上がるので、予算管理をしっかり行う
子世帯のみで家づくりをする場合には、50坪以上、800万円以内といった単世帯向けの条件で土地を探すことになります。
一方、二世帯住宅を建てる場合には、一般的にはもっと大きな土地面積が必要です。
80坪、100坪といった広めの土地を購入するには、その分の予算を確保しなくてはなりません。建てるだけでなく、住み始めてからの暮らしが豊かなものになるように、家づくりのプロも交えてしっかりと資金計画・予算管理を行うことが非常に大切です。
また、ご実家を手放す場合には、住み手がいるのか?売却できそうな物件なのか?などその後のことを決めておく必要もあります。
土地や建物を保有しているだけで維持費がかかりますし、家を解体して土地だけ売る場合には解体費用を負担することになる場合もあるため、これらも二世帯住宅づくりの予算と考えてあらかじめ確保しておけると安心ですね。
単世帯の家づくりでも悩みに悩む人が多い土地探し。二世帯住宅では親世帯の意見も入り、さらに迷ってしまう人も多いかもしれません。
そんな時こそ、客観的に予算や条件を見極められる家づくりのプロに意見を求めてみてください。きっと二世帯住宅づくりに前向きな一歩を踏み出すことができるようになりますよ♪
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