【超入門！ざっくり家づくり講座】#33「建具って何？どう選ぶ？」

2022.07.21家づくり講座

こんにちは、山梨県甲斐市のひかわ工務店です。

マイホームを進める時、建築の専門用語などが出てくるとわからなくなったりしますよね。
今回は、知っているようでよくわからない「建具（たてぐ）」について解説します！

▼建具がないと家は成り立たない！

「建具」とは・・・部屋や外部との仕切りに用いる、開け閉めできる窓やドア、障子などを言います。
難しい言葉ですが、家の中を移動したり、外と出入りしたりする時には必ず使うものですよね。建具がなければ、家の中は丸見え！風雨にさらされ、虫も入ってきてしまいます(_;
建具なくして家は成り立たない！と言えるでしょう。

建具の種類としてはざっくり４つ。

・出入り口建具
外との出入りに使う、玄関や勝手口などのドア。

・窓建具
掃き出し窓、天窓、出窓、明り取り窓など。

・内部建具
家の中の各部屋に使うドアや障子、ふすま、欄間（らんま）など。

・収納建具
クローゼット、くつ箱など、収納部分に使われる。

こうして改めて分類されてみると、ああ！なるほど！と、建具への興味がわきますよね。

▼マイホームのテイストに合った建具を選ぼう！

建具がわかったところで・・・いざ、自分が建てるマイホームでどんな建具を使うかまではっきり決めている方は少ないでしょう。

たとえば、ひかわ工務店のモデルハウスに来られたお客様が、モダンハウスを他にも見ているけど何か違う、どうしてこんな雰囲気になるでしょう？と、おっしゃいます。
「当社はこういう細かいところの建具までこだわって選んでいるんですよ」とお話しすると、「ああ、確かに、確かに！」と納得されるんですね。
私たちはそれを「納まり」という言うんですけど、納まり、納め方が違うのが違和感の原因かと思います。納まりに、建具が大きく関わっています。

建具ももちろんですが、大事なのは建具を支える「枠」です。
ハイドアをご希望されるお客様のために、お客様の好みのハイドアを見つけてきて取り付けたとしても、そのドアを支える、周りを囲む枠の素材や、形状などまで、きちんと合うようにデザインしないと、できあがったお家を見ても、お客様は何か思っていたのと違う・・・とがっかりすることになってしまいます。

建具の枠も、モダン系なのか、シンプル系なのか、ナチュラル系なのか・・・お客様の希望される家のテイストに合わせて変えなければなりません。
ただ、最初から、このテイスト！とはっきりと定まっているわけではありませんよね。